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月刊から週刊へ プロレス雑誌の変遷 [エッセー・闘う敗北者たち]

プロレス自体が下火になり、下火というかごくマイナーな娯楽となってしまい、プロレス雑誌もあるやらないやらの状態で、けれど思い起こせばさほど昔でもない過去において「週刊プロレス」などは発売日になると本屋に大量に平積みされるという映画を誇った時代もあった。
「週刊プロレス」に関しては「おもしろい」部分と「気色悪い」部分が同居した雑誌だったが、じょじょに「気色悪い」の方が勝ってきた感は強かった。
ちょっとねえ、「取材する側」と「取材される側」の距離が近くなりすぎちゃダメですよ。他の分野でも言えることだが。

ところでプロレス雑誌が「週刊~」となる以前は「月刊ゴング」「月刊プロレス」、そしてプロレス紙の「週刊ファイト」が「3大メディア」と言っても過言ではなかった。
「月刊」のときの方が、何かロマンがあったんだよね~。
「週刊~」になったあたりから、日本のプロレスが高度になってしまったので仕方のない部分はあるけれど、だんだん外国人レスラーを必要としなくなってきた。
でもいつも日本人同士の試合では、「一座」の感覚になってしまうのだな。
「次のシリーズはどんな外国人レスラーが来るのかな」という楽しみがなくなってしまったわけだ。

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とみっち

以前はプロレスファンじゃなくても
なんとなく知ってる名前の外国人レスラーが
何人かいたような気がします^^
by とみっち (2010-12-07 01:56) 

末尾ルコ(アルベール)

とみっち様

メジャーな娯楽でしたからね~。

                  RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-12-07 02:07) 

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