SSブログ

香川照之のデ・ニーロ アプローチから、三上博史の記憶へ [生と死のためのアート]

かつて三上博史がロバート・デ・ニーロに関して、「27kg増量したからどうだというの?」的な発言をして「ロバート・デ・ニーロが何だって言うの、ヘッ」的雰囲気を漂わそうとしていたのを何かで読んで、(ああ、もう!)と感じたことは今でも記憶に新しい。
何て言うのかな、当時神のように崇められていたデ・ニーロを批判(?)することで「おれってちょっとトンガってるぜ。他の俳優とは違うぜ」的を漂わせようとしているように取れたのだ。
いや、三上博史が本当に「27kg増量したからどうだというの?」と考えていただろうことに疑いを挟むわけではないが、「おれってちょっとトンガってるぜ。」と思わせたかったことにも疑いを差し挟むことはできない。
では当時の三上博史が誰を「素晴らしい」と語っていたかというと、ゲイリー・オールドマンである。
ゲイリー・オールドマンが「素晴らしい」ことに誰も疑いなど差し挟まないが、ロバート・デ・ニーロは「格が違う」という点も、わたしは一切疑いなど差し挟まない。


nice!(26)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 26

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0