「言葉」による革命・「美」による革命 「末尾ルコ 革命広場」/「末尾ルコ 会話芸術」高知(土佐)薊野より全国、世界へ ●阿部和重『ニッポニアニッポン』がテロ小説であり、おもしろい件。2016年11月8日 [「言葉」による革命]
●阿部和重『ニッポニアニッポン』がテロ小説であり、おもしろい件。
末尾ルコ「文学で知性と感性を鍛えるレッスン」
『ニッポニアニッポン』という阿部和重の小説を読むよりかなり前に川上未映子と阿部和重の結婚を知って、川上未映子のプライバシーに関知する趣味はないのだけれど、(あらま)とは思った。
というのも、確か川上未映子は芥川賞受賞の際に夫がいたわけだから、その男性とは離婚したわけであると、知っている人はとうに知っていたのだろうけれど、そもそもわたしは川上未映子のプライバシーに関知する趣味はないのだから、知らなくても仕方ないのである。
ご存知のように阿部和重も芥川賞作家であって、夫婦とも芥川賞作家というケースが珍しいなんてことに興味を持つ人なんて滅多にいないのだね。
しかしわたしがここで書きたいのは、阿部和重の『ニッポニアニッポン』がなかなかおもしろい小説であるということで、これは要するに「テロ」が題材なのだけれど、「テロ」のターゲットが佐渡島のトキだ。
トキといっても、ラオウの実の弟のトキではなく、鳥のトキである。
どうです、これだけでも『ニッポニアニッポン』、おもしろそうでしょう。
末尾ルコ「文学で知性と感性を鍛えるレッスン」
『ニッポニアニッポン』という阿部和重の小説を読むよりかなり前に川上未映子と阿部和重の結婚を知って、川上未映子のプライバシーに関知する趣味はないのだけれど、(あらま)とは思った。
というのも、確か川上未映子は芥川賞受賞の際に夫がいたわけだから、その男性とは離婚したわけであると、知っている人はとうに知っていたのだろうけれど、そもそもわたしは川上未映子のプライバシーに関知する趣味はないのだから、知らなくても仕方ないのである。
ご存知のように阿部和重も芥川賞作家であって、夫婦とも芥川賞作家というケースが珍しいなんてことに興味を持つ人なんて滅多にいないのだね。
しかしわたしがここで書きたいのは、阿部和重の『ニッポニアニッポン』がなかなかおもしろい小説であるということで、これは要するに「テロ」が題材なのだけれど、「テロ」のターゲットが佐渡島のトキだ。
トキといっても、ラオウの実の弟のトキではなく、鳥のトキである。
どうです、これだけでも『ニッポニアニッポン』、おもしろそうでしょう。
>> トキといっても、ラオウの実の弟のトキではなく、
いや、それよりここ↑が一番面白いです。(^^)
by lequiche (2016-11-09 02:50)