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●牧村三枝子「みちづれ」を羽山みづきが歌うとどうなる? [「言葉」による革命]

●牧村三枝子「みちづれ」を羽山みづきが歌うとどうなる?

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

牧村三枝子、あるいは渡哲也も歌っている「みちづれ」は傑作だと思う。
『矢切の渡し』と同様のロマンティシズムが漲ったメロディと構成、そして歌詞である。
演歌の歌詞については今後間違いなく改革していくべきだと思うが、まあ伝統の一つとして残す部分も必要だろう。

11月に放送された『新BSにっぽんの歌』で新人演歌歌手の羽山みづきが「みちづれ」を歌った。
「雪んこ風唄」という妙にツボなデビュー曲で異な雰囲気を漂わせる、出羽三山巫女を6年間務めた経歴を持つ羽山みづきだが、「みちづれ」を歌うにはいささか時期尚早だったようだ。
「人生の哀感」をしっかり踏まえつつ歌わねば、「みちづれ」は優れて聴こえてこない。
しかしデビューしたばかりの羽山みづき、また頑張っておくれ、という話である。

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