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●袋麺の極致とは?あるいは、『日清焼きそば』ソースの秘密は明らかになるか?そして卵との相性は? [「言葉」による革命]

●袋麺の極致とは?あるいは、『日清焼きそば』ソースの秘密は明らかになるか?そして卵との相性は?

末尾ルコ「食の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

袋麺とカップ麺のどちらが好きかと問われれば、わたしは迷わず「袋麺!」と答えるだろう。まずスープが美味い商品が多い。
筆頭は『サッポロ一番 塩らーめん』、そして『出前一丁』、『チャルメラ』などと続くが、これらラーメンは多様な具材と相性が良く、特に卵を落とし、半熟にすることで「ウキウキするような一品」として完璧に仕上げることができる。
これが同じ『サッポロ一番』でも、「みそ味」や「ごま味」は今一つ半熟卵の味と合わないのである。
念のため付記しておくが、「すべてわたしの嗜好を基準とした話」である。
そしてその他の具材は、竹輪、ウインナー、てんぷら(さつま揚げ)、かまぼこ、もやし、菊菜、ほうれん草・・・先ほど「多様」と書いたが、まあそれほどでもないですな(笑)。わたしは袋麺に普通、肉や魚などは使わない。
それはもちろん袋麺のヘヴィーユーザーだった時期が10代の頃だったというのもあるし(10代の頃って、自分で肉を買ったりすることあまりないですよね)、インスタントラーメンは「安く美味しく」がそのアイデンティティであるからして、肉や魚を使用するのは本末転倒である・・・とまで厳格に考えていたわけではないが(笑)、まあ原則そうしたことである。

そして袋麺の傑作として忘れてはならないのが、『日清焼そば』である。そう、『日清焼きそば』。この袋麺の格別な美味しさは、袋ラーメンの『サッポロ一番 塩らーめん』に匹敵する。その美味しさの大本は、あのいかにも化学調味料な粉ソースにあるのは間違いない。
日清のサイトで『日清焼きそば』ソースの原材料を観ると、「糖類、食塩、ソース、香味調味料、香辛料、醤油、たん白加水分解物、ポークエキス、植物油脂、香味油」と記されてある。ふ~む、しかしこれではあの刺激的かつ玄妙なバランスの味わいの秘密はよく分からない。『日清焼きそば』にはカップ麺もあるが、袋麺の完璧な味わいは再現できてない。

『日清焼きそば』。とりわけ調理が完成する直前に卵を一個落としてソースと麺にからめる。卵の黄身がやや半熟な部分を残してできあがり。
その美味しさたるや、(う~ん、いつまでも食べていたい・・・)である。ちなみに『日清焼きそば』へ入れる野菜は、もやし、ニラ、菊菜など。
具材はまあラーメンとだいたい同じですな。

しかしわたしは近年滅多に袋麺を食べない。
やはりカップ麺の手軽さ、湯を沸かし、カップに入れるだけ、そして食べ終われば捨てるだけという簡便さは日常生活の中でとても大きいとは言える。

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いっぷく

最近は生麺派になり、インスタント袋麺は頂く機会が減りました。
シマダヤが安く売られていることと、私がいつも行く格安オーケーストアは、薄利多売で効率よく利益を出さなければならないため、品揃えが悪いのです。つまり、売れるものしか置かないのです。そして、単品ではなく5食セットばかり。5食は家族に手伝ってもらわないと飽きる場合があります。時々心身のコンディションがいいと、外袋と同じ具材でそっくりを作ろう、なんて思うことがありましたが、たしかに具材に手間とお金をかけるのは本末転倒と気付き、最近はやっていません。
私も、サッポロ一番塩ラーメン、あとはエースコックのワンタンメンもいいなと思うのですが、オーケーでは古典的な商品はたまにしか入ってきません。一番多いのはマルちゃん正麺ですが、私は正直、それほどファンというわけではないのです。
マルちゃん正麺は、インスタント袋麺とは思えない生麺のようなツルツル麺がいいということですよね。
でも生麺なら、シマダヤの本物の生麺にすればいいわけで、なぜインスタント袋麺にするかといえば、あの油で揚げた縮れ麺がいいからです。
いうなれば、マルちゃん正麺は、美魔女と同じなのです。50代なのに30歳に見えることを売りとする美魔女。でもそれは、本物の30歳にかなわないわけです。50代は50代としての魅力を素直にみせればいいのです。

日清焼そばもたしかにいいですね。ただこちらもシマダヤの生麺焼きそばががんばっているのです。3人前で90円ぐらいなので、カット野菜1袋買っても200円。最近は週に1度はいただいています。あとオーケーには、業務用として蒸し焼きそばが1キロ単位で売っているのですが、さすがにキロは食べきれないなあと、興味はあるのに我慢しています。

鈴木みのるはたしか、ケガでパンクラスの試合ができなくなって、プロレスに戻ったというような話を聞きましたが、プロレスは怪我してもできるのか、となんかちょっと嫌な気持ちになった話でした。
でもまあ、船木も全日本でやっていたことがあるし、彼らは結局プロレスが好きなんでしょうかね。
鈴木はフリーとして、ノア、新日本、全日本を何年も渡り歩いて飽きられずにうまく過ごしていますから、自分のプロデュースもうまいのでしょう。

by いっぷく (2018-03-22 03:08) 

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