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●末尾ルコ かつて語った「祇園囃子」溝口健二監督 [「言葉」による革命]

「祇園囃子」溝口健二監督

溝口作品としては緩い部類に入るけれど、それでも細部まで計算された人物の動きや「もの」の配置などは見応えたっぷり。若尾文子もさることながら、普段と違ってしおらしい芝居をする木暮美千代がけっこうおかしい。


タグ:アート 映画
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コメント 1

hana2021

溝口健二が撮った映画と言うだけで、他を寄せ付けないものが感じられます。
黒澤明が男を描いたとしたら、溝口はやはり女性です。
恋愛中に関わらず、田中絹代に彼がはなった言葉「あなたに映画は撮れませんよ」。
それに発奮した絹代、日本初の女性監督誕生となったのが有名なエピソードで残っていますが、女性を見続けてきた目がそう言わせたのか。
「祇園囃子」も見るべき一作として記憶しておきます。
by hana2021 (2021-07-06 23:04) 

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