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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~ああ、2月に入ったばかりのあの夜、初恋のヒヨコは階段からこけた。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



それは二月に入ったばかりのある夜のこと。
臀部のおできに苦しめられた日々もようやく過去のものとなりかけていたそんな時期。
わたしはまたぞろとんでもない失敗をしでかしてしまった。
場所は家の中の階段。
確かにこの初恋のヒヨコ、考えなけりゃならないことが多過ぎるんです。
しかしそんなことも言い訳に過ぎない。
だからと言って、階段踏み外す必要もない。

そうわたし、家の中の階段、踏み外しちゃったんです。
ズルッとばかりに。
(アッ)と思った瞬間はもう遅く、階段の下から2~3段程度ではあるけれど、左腕は階段の角っこに当たり、しかしそれよりも左足を(グキッ!)とやってしまったその時既にかなり痛かったぞ。
(何をやってるんだ、俺は…)とその瞬間も思ったし、痛みはすぐには治まらないし、2日目にはかなり腫れてきた。
(何をやってるんだ、俺は…)臀部のおできも潰れ、ようやくまともに座れるようになってきた頃合いに階段からこけるか。
しかし「起こってしまったこと」を「起こらなかったこと」にはもうできない。
右足を引き摺りながら、(あの時こけなければ…)という気持ちはどうしても出てくるけれど、起こってしまったらくよくよしても意味がない。
せめて厳重に反省し、今後の糧にすべく試みるしかない。



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タグ:アート 介護
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コメント 2

hana2022

書かれている内容を読んでいるだけで痛さが伝わってくるような。しかしお怪我をされたのがうたちゃん様でなくてよかった。…って、少しもよくなんかな~い!と怒られてしまいますね^^ 
お尻と、グキッ!とされた左足、どちらも痛みは引いてきましたでしょうか。人の身体は歩く、歩けることが重要な要素をもちますので、どうぞお大事になさってくださいませ。
全記事のヴィスコンティ監督作品「山猫」「家族の肖像」と観ていなくて感想が言えませんでした。
バート・ランカスター出演の西部劇は記憶にありませんし、「地上より永遠に」は未見なのです。

by hana2022 (2022-03-05 00:29) 

(。・_・。)2k

そういうの続きますよねぇ
お互い気をつけましょう

by (。・_・。)2k (2022-03-05 07:21) 

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