SSブログ

●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~かつてより応援が難しい外国人女優ですが、オルガ・キュリレンコはいつも大好き。


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



日本人女優は日本在住のわたしにとってはなんだかんだで情報もヴィヴィッドに入って来るし、なんだかんだで出演作を鑑賞できる機会が多いからファンになりやすい状況であるけれど、外国人女優はそして特にフランス人女優は継続的に出演作を鑑賞するのが難しいのでもう一つ応援に熱が入り難いという状況があります。
そんな中でなんだかんだで尚多くの外国人女優を愛しているわたしなのですが、そんな中でなんだかんだで特に継続的にファンであり続けている女優の一人がオルガ・キュリレンコ。
ウクライナ出身、177cmの長身でモデルも務めるオルガ・キュリレンコの美貌は圧倒的だけど、顔だちどこか愛敬もあって、「美貌だけれど親しみも持てる」と、とてもデリケートな魅惑があるのです。
で、オルガ・キュリレンコのフィルモグラフィをあらためてチェックすると、おもしろい映画への出演が実に多い。
文芸芸術映画、ロマンティックな恋愛映画、スリラー&サスペンス、そしてちょっとおバカなアクション映画へも。
素晴らしく映画的映画女優です、やはりオルガ・キュリレンコは。

その根本にあるのが初期に出演した、小川洋子原作の『薬指の標本』です。
わたしはかつて『薬指の標本』にちて次のように書いた。

・・・

「薬指の標本」ディアーヌ・ベルトラン監督

小川洋子の原作をフランス人が映画化。これをフランスでやられてしまうのか、という衝撃。日本でこのような映画を作らなければ。湿っぽい日本的SM(どちらかと言えばMの快感)世界。
脳髄を刺激する、「言いなりになる」オルガ・キュリレンコ。我が偏愛映画の一本。

・・・

ああ、また観たくなった。
すぐにでも観たくなった。

・・・

『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」



『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



山田姉妹のYouTubeチャンネルです。
 ↓
https://www.youtube.com/channel/UCG5-W9juoM5xsObCU_M3GNg

山田姉妹のツイッターです。
 ↓
https://twitter.com/Karei1224

山田姉妹 彩の国さいたま童謡コンサート2021
https://www.youtube.com/watch?v=REIcxJXtJys

タグ:アート 映画
nice!(17)  コメント(3) 
共通テーマ:アート

nice! 17

コメント 3

hana2022

オルガ・キュリレンコは以前にも紹介してくださっていたのに、未だに彼女の出演作品は一本も観ておりませんでした。
小川洋子氏の作品も「博士の愛した数式」はとても好きな一作ながらも、「薬指の標本」は原作さえ読んでいないのです。
こちらの映画も教えてくださっていましたものを。
想像するに、いかにも東洋的にして繊細な内容。こうした貴重な題材を元に、邦画作品が撮られていない現実、嘆かわしい限りに思えてなりません。
by hana2022 (2022-09-02 11:01) 

hana2022

11時から訪問リハビリがあったものでしたから、簡単過ぎるコメントにて失礼しました。
ウクライナ出身のオルガ・キュリレンコ、ウクライナ=美人の国のイメージされるくらい。そんなウクライナ美女は国が経てきた歴史から生まれたものであったよう。ミラ・ヨヴォヴィッチがそうであったように髪色が金髪であるのも特徴と思っておりましたが、天然の金髪ではなく、それは単に男性の好みに合わせてのもの。
「博士の愛した数式」も深津絵里、寺尾聡主演で映画化をされたものより、原作の方が数倍楽しめ、また感動もさせられました。最後の一節には泣いてしまったほど(笑)
若い女性が自らの薬指を標本にする。そしてその部屋で働く設定の「薬指の標本」。鑑賞者は限られると思われはするものの、どうしてこうした大人向けのある意味マニアックな作品を映画化しようとする制作者がいないのか、撮り方によっては美意識に溢れた一作となるものを。映画界全体の意識レベルの問題は想像を越えた大きさではないでしょうか。
参加している読書会の、今月のお当番は私です。本来は児童書、絵本を題材とするものながら、選んだ一作は地元の大谷石の採掘場に建つ、一軒の元大谷石業者の屋敷と石蔵を舞台とした「百年厨房」なる一冊。一読したらアニメーションのようなストーリーながら、作者はバーネットの「秘密の花園」をリスペストし書き続けたと言いますので、それぞれの個を越えて作り上げた家族の姿を描いている。地元愛に溢れた名所の描写、郷土料理の数々と、皆で楽しくお話が出来たらと、現在は資料作成中なのでした。これが終わりましたら、映画鑑賞を再開いたします。
by hana2022 (2022-09-02 13:32) 

(。・_・。)2k

オルガ・キュリレンコ 綺麗ですねぇ
ウクライナの人って本当綺麗ですよねぇ

by (。・_・。)2k (2022-09-02 15:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。