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*夢幻的ハンナ・シグラの存在理由。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「ピエラ 愛の遍歴」はイザベル・ユペールとマルチェロ・マストロヤンニが出ているが、主演はハンナ・シグラであり、シグラはこの作品でカンヌ国際映画祭女優賞を獲している。

ハンナ・シグラはしかし一見派手な美貌ではないし、目立つようなプロポーションでもない。
その点はイザベル・ユペールも同様だが、ユペールには悪どいまでの強烈なオーラがあるけれど、ハンナ・シグラにはそれもない。
大女優なのにどこか曖昧なイメージ。だからこそのハンナ・シグラであり、だからこそ彼女の「リリー・マルレーン」はあれほどまで夢幻的なのだ。

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hana2024

本題に関係なくて申し訳ないのですけど、
この連休中に鑑賞したいと調べたところ、家の方の映画館では「哀れなる者たち」、「PERFECT DAYS」と上映時間が朝の8時台、または夜間の最終上映時刻と、観客数が見込めない作品に対する姿勢がよく伝わってくる状況。
これが、地方の映画に対する現状なのですね。
by hana2024 (2024-02-11 14:49) 

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