SSブログ

「めざましライブmeet恋時雨」吉高由里子VS持田香織再び。「ブザー・ビート」北川景子の実験を見よ! [吉高由里子]

27日にお台場で行われた「めざましライブmeet恋時雨」という奇っ怪な催しに吉高由里子が登場したという。
いくつかのメディアでの報道から想像するに、「いつもの」吉高由里子が現れてイベントに違和感という素晴らしい空気を運んでくれたようだ。
さらにそうした報道で使用される「言葉」から、メディアの「思考停止」や「想像力不足」なども観察できて非常におもしろい。
ある記事では吉高由里子について「天然ぶりを発揮し」と書いている。
わたしはこの「天然」という言葉の使い方が好きではない。
もともとは「天然ボケ」から来て、その意味をさらに拡大した言葉が「天然」なのだろうと思うが、
一時期「わたし天然なんで・・」などと言って、自らの「天然ぶり」をアピールする女が続出したことは記憶に新しい。
言うまでもなく、そういう女たちは同性に嫌われるケースがほとんどになる。
もちろん同性に嫌われる女のすべてがダメというのではないし、吉高由里子が自分を「天然」と表現する可能性がなくもないから、少し慎重に語らねばならないが。
少なくとも「プロ」の書き手は「天然」などという言葉を簡単に使うべきではない。(「不思議少女」なども同じだ)
このイベント、記事を読んだだけでも実に興味深い事実が展開したようなので、さらに話題を続ける。

「ブザー・ビート」の北川景子について、「おもしろ場面」だけに注目しているように見えるかもしれないが、決してそうではない。
ひとつわたしが気づいたのは、このドラマの北川景子はまるで自らの表情のポテンシャルを徹底的に実験しているように見えることだ。

そう、時間がないので、この話題も続くのである。(美苦笑)

nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 4

ton

夏休みなので、友達とまさしくそれを見てきました(爆)

朝から並んだのですが、そこまで混みあっていませんでした。最初は持田香織が歌い、その後、「恋時雨」の流れで吉高由里子がやってきました。PVのときと同じ白い衣装で、ニヤニヤして、足元をふらつかせながら歩いてきて、深々と不格好なお辞儀をしました。「声量」を「声力(せいりょく)」と言い間違え、(ニュースでは精力となってましたが、これは大袈裟です)終始フラフラし、最後には持田香織の後ろに隠れるという始末。5分程度のものでした。

「最初はどうなることかと思った」と終わりにアナウンサーが言っていましたが、戸部アナにとっては、吉高由里子という人は異物でしかなかったのかもしれません(笑)全く受容できていなくて、持田香織のほうが受容できていました。
勝手にレビューしてすみません。

私は吉高由里子と同性ですが、結構女性にも好かれるほうだと思います。「天然ボケ」とは比較にならないと感じます。吉高由里子の自然に発生してくるセンスを「天然」だとは私は思いません。
イベントを見ていて思ったのは、子供たちがとても多かったことです。わざわざ整理券をとってまで見たいのですから、生粋のファンです(笑)子どもたちに人気があるようには見えないのに、と意外でした(笑)「太陽と海の教室」効果かもしれませんね(笑)
また長々とごめんなさい。。。
by ton (2009-08-28 16:16) 

末尾ルコ(アルベール)

リポート・・おもしろすぎます!!!
ネットなどで読んだものと比べると、遥に本質をついています!

>ニヤニヤして、足元をふらつかせながら歩いてきて、深々と不格好なお辞儀をしました。

いつもながら見事な描写!

司会は戸部アナだったんですね。と言っても、顔が思い浮かびませんが。
吉高由里子を「天然」だのと安易に評する無神経さこそ、許しがたいですよね。
アナウンサーなどという人たちとは対極なのが吉高由里子です。

>「声量」を「声力(せいりょく)」と言い間違え、(ニュースでは精力となってましたが、これは大袈裟です)

上記の件に関しては、わたしなりの想像もあります。

この話題、記事の方でも続けますね。

                              末尾ルコ(アルベール)


by 末尾ルコ(アルベール) (2009-08-28 23:40) 

エトワール

私もこの件、ネットで見ました。でも、実際にその場所にいらした方の文面の方が、吉高さんのライヴの時の佇まいが伝わってきますね。私が読んだ報道では、彼女は持田香織に対して「こんなにほんわかした人なのに、あんなに大きな声が出せる人とは思わなかった。動じないな、と思った。」と“やや上から目線のコメントをした”となっていました。私が気になったのは“上から目線の~”という件。私は実際にこの場所に居合わせた訳ではないので、どのような口調で、表情でそのコメントを持田香織に対してしたのかは分かりませんが、マスコミは吉高さんに対して(対象が彼女に限らず)ある一定のキャラにカテゴライズしたがるような風潮があるように感じてしまうのは私だけでしょうか。今回はどこか“ひねたキャラクター”のようにカテゴライズしたいのか、と思ってしまいました。言葉って、平面的なものなので、読む人間の数だけ解釈のされかたが出てくると思うのです。特にその「言葉」を使って「伝える」使命のあるマスコミなのですから、本来、言葉が発するものが時として人を良くも悪くも間違った先入観を植え付けて操作するような影響力を持つ事をわかっていても良い筈なのに…伝えること、本質を見極めることの大切さを痛感してしまいました。私自身、常々マスメディアの在り方について、僭越ながら疑問を抱いていたものでついついコメントしてしまいました。全然、吉高さんと関係のない方向に文章が進んでしまってすみません。
by エトワール (2009-08-29 01:15) 

末尾ルコ(アルベール)

エトワール様

まったくおっしゃるとおりです!

>ある一定のキャラにカテゴライズしたがるような風潮

>「言葉」を使って「伝える」使命のあるマスコミなのですから、本来、言葉が発するものが時として人を良くも悪くも間違った先入観を植え付けて操作するような影響力を持つ事をわかっていても良い筈なのに

本当にそうですよね。
そのようなマスメディアの無反省な状況を、わたしは「思考停止」と呼んでいます。
そんな状況がどれだけ日本人から「美しさ」を奪ってきたか。
マスメディアを無造作に信用する人は多いですからね。

それにしても的確な文章、ありがとうございました。

                          末尾ルコ(アルベール)


by 末尾ルコ(アルベール) (2009-08-29 01:46) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0