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小説 瑛次、神秘のアンチエイジング 24 携帯 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

強化ガラスのサイドテーブルに置いてある携帯は、バイブの振動でテーブルに大きな音をさせる。
「ああ、うるせえなあ!」
悪態をつきながら携帯をとって見ると、良子からだった。
「もしもし」
「あれ、仕事行ってないの?」
「あ、今日はちょっと」
「ちょっとって」
「まあね。何、またおれが恋しいの?」
「かなり」
(かなり・・か)
「じゃあ、ちょっと会おうか」
「え、ホントにいいの?」
「いいよ。多分」
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