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「新約聖書」・・「コリント書 13」 [ルコ的読書]

わたしの祖父母はプロテスタントだったのだけれど、わたしはクリスチャンではない。
ではなぜ「聖書」を読むのか。
まず「美しい」からだ。
その神秘性、文学性、強さ、厳しさ・・いずれも文句のつけようがない。
さらに言えば、多少なりとも欧米文化に興味を持つのであれば、「聖書」について一定の理解がなければどうしようもないという現実もある。

「新約聖書」と言えば、最近では映画「愛のむきだし」で満島ひかりが魂の底からふりしぼった「コリント書 13」は衝撃だった。
日本聖書協会の「聖書」から何回かに分けて紹介してみよう。

たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければわたしは騒がしいドラ、やかましいシンバル。たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。全財産を貧しい人人のために使い尽くそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、愛がなければ、わたしには何の益もない。

                           「聖書」日本聖書協会より

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バロックが好き

聖書は、私もクリスチャンではありませんが、読みます。
by バロックが好き (2009-11-02 08:20) 

末尾ルコ(アルベール)

バロックが好き様

クリスチャンでなくても、あの言葉の力にはひかれるものがありますよね。

                                ルコ
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-11-02 22:31) 

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