SSブログ

小説 瑛次、神秘のアンチエイジング 60 びんびん [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

「そういや、白髪は気ィつけなきゃダメだよ」
「え」
「びん、びん」
「ビンビン?」
「びんだよ、びん、ここ」
そう言いながら良子は半身を起こし、瑛次の左側の鬢を人差し指で圧した。
「あー、鬢ね!」
「そう、びんだよ、びん」
「え、鬢なの?」
「そう。知らないの?鬢から白髪が増えてくる人が多いんだよ。頭は黒くても、鬢が白い人っているでしょ。あれはけっこう・・そうねえ・・お、年とり始めたな・・って感じになるね」
「へえ、そうなんだ」
鬢を這う良子の指に力が入った。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
nice!(21)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 21

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0