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やはり大本営発表に似たメディアの報道姿勢 ヤンキースVSフィリーズを例に 3 [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

もしヤンキースVSフィリーズの第2戦をより正確に報道するとすれば、おおよそ次のようになるだろう。

「メジャーリーグのワールド・シリーズ第2戦、ヤンキースは先発バーネット快心のピッチングでフィリーズを抑え快勝。DHの松井秀喜も貴重な決勝ホームランで勝利に貢献しました。」

オリンピックなどでもそうであるが、そもそもまるで「日本人中心で世界が回っている」ような報道自体がおかしいのだ。
こんなことを書くと、「日本人が活躍しないと視聴率がとれないんだもん」などと、あるいは「キレイごとじゃ、数字は取れないんだよ」などと訳知り顔で言う者がいるだろう。
しかしそもそも「報道」は普通の仕事とは違う。
「キレイごと」が原則でなくては成り立たないものだろう。

例えば今日、レイズの岩村がパイレーツへトレードになった。
シーズン中、BS1の放送では、「岩村がチームを引っ張っている!」「岩村がチームリーダーだあ!」などと常にアナウンサーが連呼していた。
しかし「チームリーダー」がこんなに簡単にトレードされるだろうか?
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オクサナ

こんばんは。



たしかに、昨今の報道の仕方は大本営発表とそっくりですね。日本人は、全員で同じ事を繰り返し言って 皆同じ意見 全員一致が好きなんでしょうか?



ミサイルバンバン撃ち込んでくる何処かの国の批判出来ない…なんて、思わず思ってしまいました。


by オクサナ (2009-11-05 20:37) 

末尾ルコ(アルベール)

オクサナ様

>全員で同じ事を繰り返し言って 皆同じ意見 全員一致が好きなんでしょうか?

きっと「全員一致」が大好きなんでしょう。
しかもその雰囲気を作り出しているのがマスメディアですから、困ったものです。

                                 ルコ
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-11-06 01:28) 

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