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NHKドラマ「火の魚」尾野真千子の魅力とテレビドラマの限界 その六 [生と死のためのアート]

「火の魚」の中で尾野真千子は「ある秘密」を持った女性編集者として登場する。
あの原田芳雄演ずる作家と知的に丁々発止するわけだから、有名なだけの若手女優ではつとまるわけがない。
その点で尾野真千子の起用は成功していた。
原田芳雄が「お、こいつやるな」という真理に至る(言ってみればお約束ではあるが)過程をスムーズに導き出していた。

その点はなかなかよかったのだけど、いくら尾野真千子(と原田芳雄が)が頑張ってもどうしてもドラマは一定のラインから深まっていかない。
まあ、ここにテレビドラマの限界があるわけだが。
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