今こそ寺島しのぶの怒りに耳を傾けよう! 「M girl (2010年4月8日発行)」(MATOI PUBLISHING) [ルコ的読書]
若松孝二監督「キャタピラー」でベルリン映画祭銀熊賞を受賞した寺島しのぶ。
現在メディアへの露出も多くなっているが、インタヴューでたいがい言及しているのが「日本のマスメディア、ジャーナリズムの映画および芸術に対する理解のなさ(レベルの低さ)」である。
よほど積年のうっ憤があるのだろうし、それはもうひじょ~に理解できる内容なのだ。
「M girl (2010年4月8日発行)」(MATOI PUBLISHING)に蜷川実花との対談が掲載されているが、次のような部分がある。
寺島 やっぱり蜷川さんも言ってるけど、ヨーロッパとか海外の目って、だれだれが有名だとか、だれだれがコマーシャル何本持っているとか、関係ないからね。すごい目がフェアだから、僕もヨーロッパで勝負を賭けたいって。でも本当に嬉しかったし、お金がかかっていれば全てがいいみたいな感じじゃない、今?でもそうじゃなくて、本当にクオリティをちゃんと見てくれて、評価してもくれたから。
「M girl (2010年4月8日発行)」(MATOI PUBLISHING)
次回、この言葉を中心にしながら話を深めていきたい。
現在メディアへの露出も多くなっているが、インタヴューでたいがい言及しているのが「日本のマスメディア、ジャーナリズムの映画および芸術に対する理解のなさ(レベルの低さ)」である。
よほど積年のうっ憤があるのだろうし、それはもうひじょ~に理解できる内容なのだ。
「M girl (2010年4月8日発行)」(MATOI PUBLISHING)に蜷川実花との対談が掲載されているが、次のような部分がある。
寺島 やっぱり蜷川さんも言ってるけど、ヨーロッパとか海外の目って、だれだれが有名だとか、だれだれがコマーシャル何本持っているとか、関係ないからね。すごい目がフェアだから、僕もヨーロッパで勝負を賭けたいって。でも本当に嬉しかったし、お金がかかっていれば全てがいいみたいな感じじゃない、今?でもそうじゃなくて、本当にクオリティをちゃんと見てくれて、評価してもくれたから。
「M girl (2010年4月8日発行)」(MATOI PUBLISHING)
次回、この言葉を中心にしながら話を深めていきたい。
そういったレベルは、やはり、教育が
根本的に違う所からも来てるような気もします。
by バロックが好き (2010-04-19 09:59)
「日本のマスメディア、ジャーナリズムの映画および芸術に対する理解のなさ(レベルの低さ)」
これは、確かに大きな問題です。でも、その評価を鵜呑みにしてしまう国民が多いことこそ、本当は憂慮しなくちゃいけないですよね。自分の目や心で判断できない人が、なんと多いことか!
今、民主党は事業仕分けなどというものを必死に行っていますが、文化的なものにもっと予算を回さないと、この国はダメになりますね。
by cjlewis (2010-04-19 10:56)
バロックが好き様
学校教育だけでなく、家庭教育も大切ですよね。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-19 12:22)
cjlewis様
> 文化的なものにもっと予算を回さないと
まさにそうです!
それと「予算の使い方」も大事でしょうね。
政府とか学校で「文化」というと、「なんか違うな~」という方向に走ることもすくなくないですから。
> 自分の目や心で判断できない人
そうした人たちを見過ぎたこと(今も見ていること)が、わたしの活動の原動力の一つです。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-19 12:33)
有名だよって聞いてすごいと思うより
目で見てすごいって判断したいなぁ
by ねこじたん (2010-04-20 07:18)
ねこじたん様
ですよね。
「有名」とかいうのは、大したことじゃないですよね。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-20 08:46)