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「愛のむきだし」の類まれなゴージャス感 [生と死のためのアート]

日本映画でわがオールタイムベストにということで「愛のむきだし」を挙げてみた。

「愛のむきだし」は日本に留まらず、世界でも類を見ない特異な映画作品だ。
作品の長さが「約4時間」というと普通は観る前からうんざりした気分になるものだが、変化に富んだ内容は4時間を4時間と感じさせない。
しかもさほど予算をかけた作品でもなかろうに、日本映画としては珍しくゴージャス感に満ちているのだ。
ゴージャス感というのは日本人にとても難しい感覚の一つ。
ブランド品で着飾ればゴージャスになるというものではない。
「愛のむきだし」は、エロ、グロ、アクション、ラブストーリーなどの様々な要素を取り入れながら、「ゴージャスは精神の問題」であるということをわれわれに見せてくれた。


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コメント 4

teddy0905

ゴージャス!
 難しい雰囲気の言葉です!
「しっかりゆるぎない精神の上に或る雰囲気!」
あ~~!訳が分かりませんね!
よりやさしい言葉で伝えなければ!!
修行が足りません!
by teddy0905 (2010-07-07 22:43) 

末尾ルコ(アルベール)

teddy0905様

原語で使うのと日本語で使うのは意味が違うと思うんですが、例えばわたしなんかは「武士は食わねど高楊枝」的精神はゴージャスだと思います。
単なる「痩せ我慢」じゃないんですよね。
お金持ちでも精神がセコい人たちはゴージャスに見えません。

                                RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-07-08 10:44) 

teddy0905

ルコさん!
 解りました!
貴方こそ!ゴージャスなんですね!!
 「武士は食わねど高楊枝」的精神はゴージャス!
ルコさんはまさしく「武士!」ですな~~!

by teddy0905 (2010-07-09 00:42) 

末尾ルコ(アルベール)

teddy0905様

わたしがゴージャスかどうかは分かりませんが、そうありたいとは思っています。(笑)
また、「武士的精神」(そのすべてを肯定するわけではありませんが・・)は常に持っていたいとも・・。
しかしteddy0905様のご趣味やお考えにこそゴージャスを感じますよ!

                                  RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-07-09 05:47) 

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