若松孝二監督・寺島しのぶ「キャタピラー」の映画的時間 [生と死のためのアート]
映画か、あるいはテレビドラマを大きなスクリーンに映しただけか。
この違いはあまりにも大きい。
大きいというよりも、本来別のジャンルに属するものであると言ってもいい。
しかしその境界ははっきりと区切られているわけではない。
それがアートというものだろう。
「これが野球で、これがサッカーだ」と言う明確な区別は難しいのだ。
スクリーンに映し出されていながらも「テレビドラマ」でしかないものもあれば、テレビで放送されながらも極めて「映画的」だというものもある。
後者の代表的なものとしてデヴィッド・リンチによる「ツイン・ピークス」(パイロット版)を挙げることができる。
しかしこのような例が稀なことは言うまでもない。
近年日本映画によく客が入ってると言っても、実はヒットした映画は幼稚なテレビ的内容のものが多い。
「客が来てなんぼ」の世界ではあるけれど、あまりと言えばあまりな「映画」が多いのだ。
その点「キャタピラー」は、若松孝二監督だから当然ではあるけれど、「100%映画」である。
まずそれが心地いい。
映画の時間に身を委ねきるのは何と心地よいことか。、
この違いはあまりにも大きい。
大きいというよりも、本来別のジャンルに属するものであると言ってもいい。
しかしその境界ははっきりと区切られているわけではない。
それがアートというものだろう。
「これが野球で、これがサッカーだ」と言う明確な区別は難しいのだ。
スクリーンに映し出されていながらも「テレビドラマ」でしかないものもあれば、テレビで放送されながらも極めて「映画的」だというものもある。
後者の代表的なものとしてデヴィッド・リンチによる「ツイン・ピークス」(パイロット版)を挙げることができる。
しかしこのような例が稀なことは言うまでもない。
近年日本映画によく客が入ってると言っても、実はヒットした映画は幼稚なテレビ的内容のものが多い。
「客が来てなんぼ」の世界ではあるけれど、あまりと言えばあまりな「映画」が多いのだ。
その点「キャタピラー」は、若松孝二監督だから当然ではあるけれど、「100%映画」である。
まずそれが心地いい。
映画の時間に身を委ねきるのは何と心地よいことか。、
2010-09-16 00:00
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コメント(4)
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ドラマ→映画
マンガ→映画
とかも多いですよね~
by ねこじたん (2010-09-16 08:44)
ねこじたん様
いいのもあるけど、多すぎるんですよね。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-09-16 16:36)
おっしゃる通りだと思います。
「キャタピラー」楽しみです☆
by スマイル (2010-09-16 17:00)
スマイル様
いろんな意味で・・スゴイです!
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-09-17 01:02)