SSブログ

第35回日本アカデミー賞間近!予想のついでに歴史も振り返る!その2  [生と死のためのアート]

それでねえ、やっぱりねえ(笑)、初期の日本アカデミー賞「最優秀」を見て行くと、「時代の変遷」を感じますねえ。」
例えば1979年の第2回。

最優秀作品賞 「事件」(野村芳太郎監督)
最優秀監督賞 野村芳太郎(「事件」「鬼畜」)
最優秀脚本賞 新藤兼人(「事件」)
最優秀主演男優賞 緒形拳(「鬼畜」)
最優秀主演女優賞 大竹しのぶ(「事件」)
最優秀助演男優賞 渡瀬恒彦(「事件」)
最優秀助演女優賞 大竹しのぶ(「事件」「聖職の碑」)

となっておりまして。
「緒方拳の時代」だったなあ、というのと、いまだに別格第一線である大竹しのぶの凄さですね。
それと映画の内容がいわゆる「社会派」がズラリ。
今では考えにくい状況ですね。
重く、暗く、しかし観応え十分の映画。
こういうものを受け止められる観客を再び増やさねばなりませんね。


nice!(30)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 30

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0