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「空とぶ謎のカキ」その9  [小説・孤独なカキの物語]

いやいや、まだ言うのかい?ぼくは君をもっとしっかりした人だと思ってたけどなあ。君が嘘をつくような人じゃないことは分かっているさ。それだけに心配だよ。え?いや、ぼくたちの友情に変わりはないさ。でもその話をいきなり「信じろ」と言われても。

だってさ。「カキが空を飛んでいる」というだけで驚天動地じゃないか。
それを君・・・。

カキに顔があったって?

カキに顔があった?

カキに顔があった?

カキに顔があった?

タグ:アート カキ
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