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〈「言葉」による革命〉・・・UFC?「君と歩く世界」と「ブロンソン」のタフガイ二人。2014年4月14日 [「言葉」による革命]

●ニコラス・ワイディング・レフン監督の「ブロンソン」、ジャック・オーディアール監督の「君と歩く世界」。
その共通点は?
タフガイが男性主人公であるということだ。
「ブロンソン」はトム・ハーディ、「君と歩く世界」はマティアス・スーナールツ。
この2人のタフガイが映画の中でボカスカ人を殴打する。
それにしてもトム・ハーディとマティアス・スーナールツの肉体、筋肉の凄いこと。
俳優だというのに「殴打する人間」として何の違和感もない。
「俳優は演技と想像力で勝負。だから肉体がどうかなんてことにさほどの意味は無い」と言う演技者もいるけれど、「映像」の世界であれば、「パッと見た目も」非常に重要だ。
「演技力とは関係ないじゃないか」と言う人は「映像」が分かっていない。
「パッと映るクローズアップ」がどんな演技よりも多くを語ることもある。
だからわたしは「デ・ニーロ・アプローチ」と称される肉体改造を試みる俳優たちの努力、時に狂気を愛する。
しかしそれにしても、「ブロンソン」のトム・ハーディと「君と歩く世界」のマティアス・スーナールツはどう見ても「元々」凄い身体をしている。
「殴打の世界」にそのまま入ってもまったく不思議はない。
特にマティアス・スーナールツは「君と歩く世界」の中でアンダーグラウンドのストリート格闘技の世界で金を稼ぐようになる。
その際にマティアス・スーナールツが研究していたのが現代のMMA(総合格闘技)だ。
ああ、UFCとは正しく頂点なんだな、と映画を観ながら感心してしまった次第。


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