映画「草原の椅子」に唖然・・・。「あなたはどんなものに癒されますか?」 [吉高由里子]
「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉
「末尾ルコ 会話芸術」
●言葉・会話・話題・コミュニケーション・ボキャブラリー(語彙)は末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で!
当ブログを毎日訪ねてくだされば、刻々と変化する社会の動きに合わせながら言葉・会話・話題・コミュニケーション・ボキャブラリー(語彙)を磨くことができます。
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現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。
●成島出監督「草原の椅子」という映画があります。
原作は宮本輝。
原作は読んでないので映画に関してだけの話ですが、唖然としました。
心に傷のある登場人物、母親に虐待された子どもらがパキスタンの「桃源郷」と呼ばれる場所へ行き、「癒される」。
かいつまんで書けばそういう話です。
主演は佐藤浩市。
吉瀬美智子や西村雅彦が主要な役で出ていて、黒木華も出演しています。
黒木華が佐藤浩市の娘役で大学生、バイト先の上司の子どもを預かって来て、しかも父親に託す。
その過程にまったく説得力がないうえに、主要人物の「心の傷」も切実感をもって描かれていない。
作品時間は140分とかなり長いんです。
それなのにいくら時間を経過しても登場人物が深まって行かず、切実感も出て来ない。
140分観て、「一体何だったんだ」という失望感が残ります。
成島出監督は、「八日目の蝉」などが素晴らしかったもので、「草原の椅子」はいかにも残念でした。
●成島出監督の「草原の椅子」は、「心に傷を負った人たち」が主要登場人物で、知人の写真家が持って来た「桃源郷」と讃えられるパキスタンのフンザを撮った写真集に魅せられる。
そして映画のクライマックスは主役の佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子、そして子役の3人でフンザへ赴く。
で、「癒される」・・・と。
原作の宮本輝は、わざわざアジアを旅した上にこの小説を書いたわけで、もちろん「そんな単純な話であるわけがない」となるのかもしれませんが、映画は「そんな」印象のみになっていた。
何よりももうずいぶん前から日本映画、特にメジャー系の作品は、観る前から「クライマックスであなたを癒します」と見え見えのものが多過ぎて辟易する。
「癒し」という言葉が流行語として消費され出してからずいぶん経つけれど、一人の人間として「どんなものに癒されるか」という問い掛けは、人間性を計る上で目安の一つになり得ます。
※あなたはどんなものに癒されますか?
「吉高由里子を映画館で観よう!」
「綾野剛のファンであれば、さあ、出演映画を観よう!それが綾野剛が活躍できる社会への一歩となる」
推薦映画
ジェニファー・ローレンス主演「ウィンターズ・ボーン」(かなりヴァイオレンス)
ライアン・ゴズリング主演「ドライヴ」(すごくヴァイオレンス)
末尾ルコは、レア・セドゥ主演「アデル、ブルーは熱い色」(配給 コムストック・グループ)を大応援しています!
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原作は読んでないので映画に関してだけの話ですが、唖然としました。
心に傷のある登場人物、母親に虐待された子どもらがパキスタンの「桃源郷」と呼ばれる場所へ行き、「癒される」。
かいつまんで書けばそういう話です。
主演は佐藤浩市。
吉瀬美智子や西村雅彦が主要な役で出ていて、黒木華も出演しています。
黒木華が佐藤浩市の娘役で大学生、バイト先の上司の子どもを預かって来て、しかも父親に託す。
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作品時間は140分とかなり長いんです。
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140分観て、「一体何だったんだ」という失望感が残ります。
成島出監督は、「八日目の蝉」などが素晴らしかったもので、「草原の椅子」はいかにも残念でした。
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そして映画のクライマックスは主役の佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子、そして子役の3人でフンザへ赴く。
で、「癒される」・・・と。
原作の宮本輝は、わざわざアジアを旅した上にこの小説を書いたわけで、もちろん「そんな単純な話であるわけがない」となるのかもしれませんが、映画は「そんな」印象のみになっていた。
何よりももうずいぶん前から日本映画、特にメジャー系の作品は、観る前から「クライマックスであなたを癒します」と見え見えのものが多過ぎて辟易する。
「癒し」という言葉が流行語として消費され出してからずいぶん経つけれど、一人の人間として「どんなものに癒されるか」という問い掛けは、人間性を計る上で目安の一つになり得ます。
※あなたはどんなものに癒されますか?
「吉高由里子を映画館で観よう!」
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ジェニファー・ローレンス主演「ウィンターズ・ボーン」(かなりヴァイオレンス)
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