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〈「言葉」による革命〉・・・「人生を変える力」を持つ映画「サウンド・オブ・ミュージック」♪2015年1月7日 [「言葉」による革命]

●最近ですね、映画「サウンド・オブ・ミュージック」を実に実に久々に観たんです。
「サウンド・オブ・ミュージック」。
問答無用の世界に広く広膾炙した大名作。
子どもの頃に観たかなぁ~。
でも思春期(笑)以降は敢えて避けていた。
明朗過ぎる,健康的過ぎるイメージが強くってなかなか再び鑑賞しようとは思えなかった。
でもそんな思い込みはいけませんね。
もちろんわたしはクラシック映画大好きで、モノクロサイレント時代を含めて、常に観照する心掛けている。
最近も、サイレントではないけれど、フランク・キャプラの「或る夜の出来事」を観たけれど、これがまた最高。
いわゆる「スクリューボールコメディ」の究極の形の一つであるとされる「或る夜の出来事」。
スラップスティックなギャグ満載で、しかも粋なんです。
「粋」という言葉は日本で江戸っ子の美意識に対して使われるのが常だったけど、そして今でも江戸っ子美意識を保持した方々にそれを感じることはあるけれど、日本全体で見ると「粋」を感じさせられる瞬間は極めて少なくなった。
淀川長冶は「粋」という美意識をとても大切にしていて、その権化としてエルンスト・ルビッチュやマレーネ・ディートリッヒなどを挙げていましたが。
「粋」の難しさは、「粋になろう」と過度に意識した途端に「粋」とは真逆になるんですね。
・あなたは粋ですか?
さて「サウンド・オブ・ミュージック」だけれど、大人になってから(笑)観たのは初めて。
でも圧倒されました。
豪華なロケ、空撮に圧倒され、畳み掛ける名曲と歌唱に圧倒され、練り込まれたストーリーと、普遍的人間性を鼓舞する思想に圧倒される。
「サウンド・オブ・ミュージック」、観てますか?
今更わたしが言うのも何だけど、なにせずっと敢えて鑑賞を忌避していたわけだから、「人生を変えるくらいの力」がある。
そんな映画だと再認識しました。

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