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末尾ルコ傑作詩「高知市、強がり」篇。『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その23。末尾ルコ「映画俳優演技論」~2015年アカデミー賞助演女優賞パトリシア・アークエットは何をどう叫んだか? [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ傑作詩「高知市、強がり」篇。

矛盾
疑惑
訳の分からなさ
大歓迎だ!

強がり?
強がりさ。
人生、強がらなくて
どうする?


高知市のとある場所で
書く
わたしなのだった

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その23。

 椅子子は唾を呑み込んだ。
(この大騒ぎをへんしも抑えんといかん)
 ここで少し土佐弁を解説せねばなるまい。「へんしも」・・・これは「すぐに」という意味である。現在の高知で、特に若い女性で「へんしも」を使う人はまずお目にかかれないし、男性でも若ければ普通は使わない。山の中椅子子は「笛吹童子」のエピソードでもお分かりのように、ある程度の年齢まで到達しているのである。
 物語に返ろう。
(この大騒ぎをへんしも抑えんといかん)
 担任教師としては当然の思いである。普段ならベテラン教師としての技術を駆使して騒擾を抑えるパターンを持っている山の中椅子子だが、転校生 丘メヒー子を目の当たりにしたこの瞬間のパパイヤ組の興奮状態は尋常ではなかった。

●末尾ルコ「映画俳優演技論」~2015年アカデミー賞助演女優賞パトリシア・アークエットは何をどう叫んだか?

♪あなたはどんな映画音楽がお好き?

2015年 米アカデミー賞助演女優賞はパトリシア・アークエットが獲得しましたが、その姉がロザンナ・アークエットで、「デブラ・ウィンガーを探して」という非常に興味深いドキュメンタリー映画の監督をしています。
「デブラ・ウィンガーを探して」はハリウッド女優たちが特に30代、40代、そして50代と年齢を経るにつれて突き当たる困難について描いています。
その「困難」とは、「年齢が上がるにつれて映画でいい役が見つけ難くなること」です。
「年齢」という点では、女優は常に男優より遥かに厳しい立場に置かれ続けており、その傾向は強まるばかりです。
映画でいい役が見つからなくなった映画女優にはどのような道があるか?
1根気強く「映画のいい役」を探し続ける。
2(不本意ながら)テレビドラマ中心に活動する。
3(ほぼ)リタイヤする。
4舞台中心に活動する。
他にも方法がないわけではないですが、だいたいこの4通りに分かれます。
パトリシア・アークエットは「2」の道を選んだわけですね。
2015年 米アカデミー賞助演女優賞獲得のスピーチで「米国も女性に平等を!」と叫び、大きな支持と一部で反発を買ったパトリシア・アークエットですが、それは単に「ギャラ」の問題だけでなく、「女優ないし女性が(いまだに)置かれている立場」に対する叫びだったのだと感じました。

♪あなたはどんな映画音楽がお好き?

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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