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末尾ルコ詩D「猫と中島敦とバーン・ジョーンズ」篇。『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その68。プチ土佐弁講座付。末尾ルコ「エロスとタナトス ビギナー講座」~三島由紀夫と谷崎潤一郎は日本人なら必読よ! [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫と中島敦とバーン・ジョーンズ」篇。

「猫と中島敦とバーン・ジョーンズ」篇。

中島敦の文庫本の
「名人伝」を
横目で見る
ネコ

バーン・ジョーンズの
ドロウイングを
横目で見る
ネコ

どんなネコも
素敵で
間違いなし。

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その68。プチ土佐弁講座付。

2015年。そこは高知県高知市は比島町の角っこ(笑)だったとさ。
いつもはとても仲のいい、マイメロにどことなく似たメロメロ(性別 女)とヘンなぼっちゃん(性別 男)であるけれど、実はヘンなぼっちゃんはどよ~んと悩みに沈むこともあった。
それはメロメロとの人気の差である。
さすがはどことなくマイメロの似ているだけに、メロメロは行くところ行くところファンに囲まれる。
この前など日曜日の混み合った日曜市付近をわざわざ歩いていたら、目論見通りアッという間にファンがたかってくる。
「キャア~~メロメロよ!メロメロよ!!」
「かわいいいい~~」
と黄色い歓声に囲まれる。
ところがヘンなぼっちゃんの周囲には誰も・・・。

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!

●末尾ルコ「エロスとタナトス ビギナー講座」~三島由紀夫と谷崎潤一郎は日本人なら必読よ!

エロスとタナトスのお話を続けますと、
日本と他国ではエロスとタナトスの概念はほぼ同じながらも、その表れ方、表現の仕方などは違います。
極端な話、フランスのマルキ・ド・サドの文学が当然のことながら強烈なエロスとタナトスに充満していますが、サドの思想や方法を日本人が直接取り入れても意味がない。
他国の影響を上手に取り入れるのはいいですが、日本人は基本日本ならではのエロスとタナトスを見つめ、磨いていくべきでしょう。
と言っても「日本人はこうだから」と決め付けて「思考停止」に陥り、いつまでも「従来のまま」に放置しているべきでもありません。
常に見直し、より心豊かに、あるいはワクワクするようなものを創り出していかねば。
この姿勢は人間の生活、あるいは仕事も同じことですね。

「エロスとタナトス」と言えば日本文学ではやはりすぐ三島由紀夫と谷崎潤一郎が浮かんできます。
三島由紀夫は時にあの文体が(うっとうしいな)と感じることもあるのですが、日本人として生まれ生きているのならその主要な作品は読んでおかないともったいない。
「金閣寺」「仮面の告白」はいわずもがなの必読書ですが、短編もおもしろいものが多い。
比較的平易な文章ながらとても美しいイメージの「ラディゲの死」なんか大好きです。
谷崎潤一郎も「細雪」「痴人の愛」「鍵」など日本人なら必読の作品がズラリですが、エロスとタナトスを感じるのであればぜひ「春琴抄」は読んでいただきたいですね。
あの短い小説の濃密さときたらない!

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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