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末尾ルコ詩D「猫、モディアノ」篇。末尾ルコ「文学であなたの人生をより強く美しくしましょう」講座~村上春樹はノーベル文学賞獲得に相応しいか?&篠田一士の「二十世紀文学の一級品」10篇。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、モディアノ」篇。

「猫、モディアノ」

「迷子たちの街」で「さびしい宝石」は「ある青春」を過ごしながら「嫌なことは後まわし」にして「失われた時のカフェ」で「1941年。パリの尋ね人」を探しながら、「暗いブティック通り」で「イヴォン?の香り」を嗅いでいたそうな、とパトリック・モディアノが思ったかどうかは定かではない。

・・・・・・

ぼくの素敵なネコに
モディアノの一ページなんぞを
朗読してあげたいのさ!


●末尾ルコ「文学であなたの人生をより強く美しくしましょう」講座~村上春樹はノーベル文学賞獲得に相応しいか?&篠田一士の「二十世紀文学の一級品」10篇。

2015年も「村上春樹、ノーベル文学賞逃す」という報道がなされたんですが、「受賞するまで」(笑)こうしたニュースが流れるのでしょうか。
まあ2015年はその前の二年間に比べると騒ぎは少なかった感はありますが、ノーベル文学賞って「今年こそ取るぞ~~」などと盛り上がる類いのものではないというか、作家自身はもちろんのこと、ファンも「取るぞ~~」「取れなかった~」「来年こそ~~」という反応をするようなものではなくて、そうした反応は実に文学的でない、芸術的ではに、美的でない、とわたしは強く思うんですが。
村上春樹が戦後おそらく「最も国際的に成功した日本人小説家」であることは間違いないでしょうが、内容の方は他に匹敵、あるいは凌駕する現代作家がいるのではないか・・・とか論評するのは、熱心な村上春樹読者でないわたしは止めておきましょう。

ついでというわけではないんですが、次に挙げるのは文芸評論家篠田一士が1980年代に文芸エッセイとして発表した「二十世紀文学の一級品」10篇です。

1 マルセル・プルースト「失われた時を求めて」
2 ホルヘ・ルイス・ボルヘス「伝奇集」
3 フランツ・カフカ「城」
4 茅盾「子夜」
5 ジョン・ドス・パソス「U・S・A アメリカ」
6 ウィリアム・フォークナー「アブサロム、アブサロム!」
7 ガブリエル・ガルシア・マルケス「百年の孤独」
8 ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ アイルランド」
9 ロベルト・ムジール「特性のない男」
10 島崎藤村 「夜明け前」

日本人としては島崎藤村を入れてますねえ。
ふ~む。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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