末尾ルコ詩D「猫、根性」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~「黒い10人の女」の山本富士子VS岸恵子のシーンを観て、腑抜けた最近の邦画は襟を正せ! [吉高由里子]
末尾ルコ詩D「猫、根性」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~「黒い10人の女」の山本富士子VS岸恵子のシーンを観て、腑抜けた最近の邦画は襟を正せ!
「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉
★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!
現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。
●末尾ルコ詩D「猫、根性」篇。
「猫、根性」
根性だ!
と
おれは言う。
根性だぜ!
と
おれに言う。
どんな根性?
と
おれは聞く。
誰に?
おれに。
・・・・・・
ぼくの素敵なネコのためになら、
人類始まって以来の
根性だって発揮できるさ!
●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~「黒い10人の女」の山本富士子VS岸恵子のシーンを観て、腑抜けた最近の邦画は襟を正せ!
・NHKの宣伝をするつもりはまったくありません。(笑)
しかしNHK BS、NHK FMはいい番組を放送しています。
BSプレミアムで放送している映画は繰り返しも多いんですが、しかし「観るべき作品」が多い。
溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜雄、黒澤明の作品が放送された時、未見であればもちろん、各監督の代表作は「観れば観るほど凄さが理解できる」ものばかりです。
で、この4大巨匠の他にも、市川崑監督の作品なんかも観逃がせない。
ただ、大岡昇平原作の「野火」は、映画史的には高評価の部類なのでしょうが、わたしは不満がいっぱいだった。
映画と原作とは別物だと言い条、やはり原作の持つフィリピン戦線の暑さ、汗、臭気、もっと言えば「腐敗臭」のような感覚がまったく出ていなかった。
「野火」原作の雰囲気は、映画的には大島渚の「戦場のメリークリスマス」の方が近いです。
ただ、BSプレミアムで放送された市川崑作品の中では、「黒い10人の女」は抜群の傑作だと思います。
出演は、
船越英二
岸恵子
山本富士子
宮城まり子
中村玉緒
岸田今日子
船越英二は船越英一郎の父とは信じ難いほど(笑)素晴らしい俳優でした。
「黒い10人の女」は、「ダーク」とまでは行かないけれど、「ブラック」な皮肉や笑いに満ちた内容で、その意味でも日本では珍しいクオリティです。
モノクロの陰翳の使い方も文句なしの美しさ。
そして出色はやはり女優陣。
前記した5人の女優、すべていいけれど、やはり山本富士子の存在感が際立っている。
正しく「大輪の花」です。
とりわけ岸恵子とツーショットで丁々発止の会話を交わすシーンは「日本映画女優史屈指の名場面」と言えます。
いや、「美しく、ド迫力!」。
「黒い10人の女」なんか観ると、昨今の邦画にますます不満が募ります。
マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。
「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉
★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!
現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。
●末尾ルコ詩D「猫、根性」篇。
「猫、根性」
根性だ!
と
おれは言う。
根性だぜ!
と
おれに言う。
どんな根性?
と
おれは聞く。
誰に?
おれに。
・・・・・・
ぼくの素敵なネコのためになら、
人類始まって以来の
根性だって発揮できるさ!
●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~「黒い10人の女」の山本富士子VS岸恵子のシーンを観て、腑抜けた最近の邦画は襟を正せ!
・NHKの宣伝をするつもりはまったくありません。(笑)
しかしNHK BS、NHK FMはいい番組を放送しています。
BSプレミアムで放送している映画は繰り返しも多いんですが、しかし「観るべき作品」が多い。
溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜雄、黒澤明の作品が放送された時、未見であればもちろん、各監督の代表作は「観れば観るほど凄さが理解できる」ものばかりです。
で、この4大巨匠の他にも、市川崑監督の作品なんかも観逃がせない。
ただ、大岡昇平原作の「野火」は、映画史的には高評価の部類なのでしょうが、わたしは不満がいっぱいだった。
映画と原作とは別物だと言い条、やはり原作の持つフィリピン戦線の暑さ、汗、臭気、もっと言えば「腐敗臭」のような感覚がまったく出ていなかった。
「野火」原作の雰囲気は、映画的には大島渚の「戦場のメリークリスマス」の方が近いです。
ただ、BSプレミアムで放送された市川崑作品の中では、「黒い10人の女」は抜群の傑作だと思います。
出演は、
船越英二
岸恵子
山本富士子
宮城まり子
中村玉緒
岸田今日子
船越英二は船越英一郎の父とは信じ難いほど(笑)素晴らしい俳優でした。
「黒い10人の女」は、「ダーク」とまでは行かないけれど、「ブラック」な皮肉や笑いに満ちた内容で、その意味でも日本では珍しいクオリティです。
モノクロの陰翳の使い方も文句なしの美しさ。
そして出色はやはり女優陣。
前記した5人の女優、すべていいけれど、やはり山本富士子の存在感が際立っている。
正しく「大輪の花」です。
とりわけ岸恵子とツーショットで丁々発止の会話を交わすシーンは「日本映画女優史屈指の名場面」と言えます。
いや、「美しく、ド迫力!」。
「黒い10人の女」なんか観ると、昨今の邦画にますます不満が募ります。
マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。
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