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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「真の話し方講座」~「日曜美術館」、日本で稀な「ダンディ」となった佐野元春と、(どうかなあ~)と感じざるを得ない小西真奈美の「話し方」。2016年10月11日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「真の話し方講座」~「日曜美術館」、日本で稀な「ダンディ」となった佐野元春と、(どうかなあ~)と感じざるを得ない小西真奈美の「話し方」。

予断による判断しかできない。
NHK「日曜美術館」で「アートの旅 みつけよう、美 秋編」と題された回がありました。
ゲストの佐野元春と小西真奈美がそれぞれ違う美術館を訪問するという内容。
小西真奈美は京都のアサヒビール大山崎山荘美術館、佐野元春は鳥取の植田正治写真美術館を訪ねました。
で、それぞれ素敵な美術館なのですが、わたしが注目したのがゲスト二人の「話し方」。
佐野元春は言うまでもなくいつもながら際立って見事な話しぶり。
常に「日本語で歌詞を創り、より多くのリスナーに届ける」ことをテーマとして生きてきた佐野元春が深い内容の話をすることに驚きはないですが、それ以前に佐野元春は、「声がいい」「語りのリズムがいい」など、一般の日本人が持ちたくても持てない要素を多く持っています。
「話し方」からは逸れますが、外見的にも若い頃の頬が張り切っていた佐野元春よりも、今のグレイの髪で少々頬のこけた佐野元春の方がわたしは好きです。
年齢を重ね、「ダンディ」という日本人には難しい言葉と概念が似合う男になっています、佐野元春は。

対して、と言うと可哀想だけれど、同じ番組へ出ていた小西真奈美。
美術がお好きで、美術館巡りがお好きな点は見上げたものですが、せっかくなら鑑賞した美術や旅先について自分の言葉で語れたらいいですね。
もちろんわざわざ「日曜美術館」へ出演するくらいだから、小西真奈美も「語ろう」とはしているのですが、少なくとも番組内で語られた内容は、語彙・表現力とも「女子中学生レベル」でした。
いや、もちろん普段の小西真奈美がもっともっと豊かな言語を駆使している可能性はある。
でもその可能性は少々低いかも、とも思ってしまう今日この頃なのです。

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