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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ~歯茎が腫れて痛かった話+「力道山と日本人」~プロレスは「低級な見世物」なのか??2017年2月6日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ~歯茎が腫れて痛かった話+「力道山と日本人」~プロレスは「低級な見世物」なのか??

・歯茎って、たまに腫れます?

わたしですが、以前はけっこうちょいちょい腫れていた。
親知らずに当たる歯の周辺はやはり腫れやすいです。
最近は滅多に腫れなくなりましたが、3月の終盤、何と奥歯茎が腫れてしまった。
ブラッシングをキツくやり過ぎたかな、というところだが、

※腫れたらもうすぐには治らない。

だからどんなことでも「予防」が一番大切なのですが、腫れてない時に「腫れないように」と言う意識を持ち続けるのはなかなか難しい。
身体は意識し過ぎると余計におかしな感じになることが多いですね。
特にお腹なんかは(腹痛起こしちゃいやだなあ・・・)と意識し過ぎると何とはなしに腹が痛いような気がしてくる。
頭痛なんかもそうですね。
本当の頭痛か、意識し過ぎての頭痛もどきかの区別が大切です。

この時の歯茎痛は3日程度で軽くなりましたが、長引くと一週間以上食事が楽しめなくなることもありますから軽視はできません。

・「力道山と日本人」(青弓社・岡村正史編著)という本があるんですが、ここ数年またプロレスに対する興味が復活しているわたしだから久々に楽しんで読みました。

「力道山と日本人」は一冊まるまる興味深い本ですが、特に井上章一の文章がおもしろかった。

もうかなり以前の話のようですが、井上章一が米国の女性社会学者にプロレスについて尋ねたら、唖然とされたという。
その女性にとっては、と言うよりも間違いなく米国のインテリ層にとって、プロレスとはあまりに「低級な見世物」であり、まともな教養を持つ大人が関わるべきものではないという認識なのですね。
さらにウケたのが、井上章一がドイツ人留学生に「ローラン・ボックって知ってるか?」と尋ねたら、皆「知らない」と答えた。

「同じジャンル」のものに対する国によって野認識の違い。
実に興味深いです。

▲あなたは今日も、戦っていますか?

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いっぷく

私はまだその本を読んでいません。
賛否両論あるようなので、興味はあるのですが。
「1964年のジャイアント馬場」には、アメリカ人は自己愛性パーソナリティ障害で、自分たちのやってきたことを正当化してきたが、その反映としてプロレスができたというようなことが書かれていましたね。
階級社会の下層の人間のガス抜きに、日系田吾作や黒人やロシア人などが悪玉になって悪いことをして、それをアメリカ人、地域によってはイタリア系やメキシコ系やプエルトリコ系がやっつけるという物語になったと。
実際にはクリス・マルコフのように、ギミックロシア人もいるわけですが。
でも、さらにその下にローラーゲームがあるのだと私は思いました。
プロレスは、セントルイスやニューヨークやデトロイトなどが格上で、WWAのロサンゼルスは格下扱いでしたが、ローラーゲームでは、東京やロサンゼルスのチームが善玉で、デトロイトやニューヨークが悪玉でしたよね。
そこでローラーゲームは、プロレスで不満が残る日系や西海岸の人々のガス抜きになっていたと思うのです。
井上章一氏には、20年ぐらい前に経緯は忘れましたが小京都の本を作ったとき、全国にある、小京都といわれているところについて意見を伺ったことがあります。
たしか、それぞれ魅力ある地域なのに「京都に似ている」という売り出し方は、よくないというような話をしていました。
日本は、ヨーロッパでは、商品名やコンセプトにミカドとかヒノデとかを入れて、何かというとオリエンタルムードを出したがっているが、欧米の日本に対するイメージ(偏見)に安易に乗っかり下駄を履かせてもらっている。自分で自分を表現する努力を怠っている、というような話をしていました。
by いっぷく (2017-02-07 02:22) 

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