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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~日本では大ヒットせず!日本人は「レヴェナント」伝説の外に。2017年3月2日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~日本では大ヒットせず!日本人は「レヴェナント」伝説の外に。

レオナルド・ディカプリオが念願のアカデミー主演男優賞を獲得したというまたとない宣伝要素をもってしても、「21世紀の傑作」の一本と断言できる「レヴェナント」は日本ではヒットしていない。

これでいいのか?
いけない。


「レヴェナント」が日本でヒットしない。
そんなことではいけない。
なぜか?
それは

「レヴェナント」が素晴らしい映画だからである。
並みの「素晴らしい映画」ではない。
「映画史に残る傑作」だ。(異論はどんな作品に対しても存在するが)


「レヴェナント」は冒頭から凄まじい戦闘シーンが用意されている。
パンフレットで芝山幹郎はアルフォンソ・キュアロン監督の「トゥモロー・ワールド」を想起したと書いているが、わたしはリドリー・スコット監督の「グラディエーター」、あるいはマイケル・マン監督の「ヒート」と比べていた。
「グラディエーター」はラッセル・クロウ率いるローマ軍とゲルマン軍の戦闘。
「ヒート」はロバート・デ・ニーロ率いるギャング団がアル・パチーノ率いる刑事軍団と戦闘する。
当時の宣伝では「銃撃のシンフォニー」と称したものだが、言い得て妙である。

「レヴェナント」の冒頭、ヒュー・グラスという米国の伝説に扮したレオナルド・ディカプリオを一員とした「狩る男たち」の軍団が突如ネイティヴ・アメリカンに襲撃されるシーン。
既に映画史の伝説となったと言える。

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