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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「愛とバレエ」~パリ・オペラ座バレエ、ブノワ賞のオニール八菜、エトワールのオーラ。2017年3月26日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「愛とバレエ」~パリ・オペラ座バレエ、ブノワ賞のオニール八菜、エトワールのオーラ。

・パリ・オペラ座バレエのオニール八菜がブノワ賞を獲りました。
オニール八菜のダンスはあまり観たことないのですが、なかなか華やかさを持ったバレリーナです。
ブノワ賞を獲った時点でパリ・オペラ座バレエの中の位階ではプルミエール・ダンスーズ。
パリ・オペラ座の有名ない位階制度は、

カドリーユ Quadrilles

コリフェ Coryphées

スジェSujets

プルミエ・ダンスール(プルミエール・ダンスーズ) Premiers danseurs

エトワール Étoiles

この順に昇進していきます。

最高位の「エトワール」。
その意味はもちろん「星」。
パリ・オペラ座バレエのエトワールとなれば、世界バレエ界でもスター中のスター、正しく遠い遠い「綺羅星」のような存在・・・というのが原則なのですが、近年のエトワールはどうも小粒というか、華やかさ、スターのオーラに欠けるというか、あるいは押し出しが弱いというか。
若くしてエトワールとなったアマンディーヌ・アルビッソンを観ても、(うわっ!)と感じるほどの輝きはない。
アマンディーヌ・アルビッソン、「悪くはない」どころか、「いい」けれど、パリ・オペラ座バレエのエトワールは「凄い!」でないといけない。
比較してはいけないけれど、しかしシルヴィ・ギエムもかつてはエトワールだった。
ステージを圧するその存在は会場の隅々まで一気に制圧していた。
パリ・オペラ座ではないが、スヴェトラーナ。ザハロワが登場する時の息苦しく感じるまでの凄絶な美。

オニール八菜は身長も170cm以上あり、とても見栄えはする。
バレリーナは背が高ければいいというものではないが、長い腕と脚は大きな武器である。

オニール八菜、アルファベットでは「Hannan O Neill」と表記されている。
動画サイトなどで一度ご鑑賞を。


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