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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「『ハドソン川の奇跡』鑑賞後、いつも蘇るシーンは?」。2017年9月2日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「『ハドソン川の奇跡』鑑賞後、いつも蘇るシーンは?」

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

トム・ハンクス主演『ハドソン川の奇跡』が日本でもある程度ヒットし、これっは2016年秋シーズンの朗報ではあった。

『ハドソン川の奇跡』について考える時、わたしの胸にすぐに蘇ってくるのは、機長を演じるトム・ハンクスが夜のNYをジョギングするシーンだ。
しかも鑑賞後かなりの期間を経ても、真っ先にそのシーンが浮かんでくる。
『ハドソン川の奇跡』は言うまでもなく、ハドソン川への着水、乗員乗客たちの救出、そして緊迫の国家運輸安全委員会による追及など、100分足らずの上映時間の間に見せ場がたっぷりなのだが、わたしの胸に真っ先に浮かび上がるのは必ず「ジョギング・シーン」なのだ。
そこが映画のおもしろいところ。


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コメント 1

hana2017

「ハドソン川の奇跡」は当然未見ながら…あのC・イーストウッド監督作と言うだけで、一見の価値ありと思えます。
これまで一貫して良い人を演じ続けてきた、トム・ハンクス。「プライベート・ライアン」を再度観ようと言う思われた理由は何だったのでしょうか。
ここでも頼りがいのある理想的な上官役を演じたトム、一人の若者のために8人が命をかけたその意味はわかるにしても・・・スピルバーグ監督の他の作品同様、冒頭の血の海と化したノルマンディ海岸への侵攻シーンのアザトサが最も印象に残る出来であったような。。
夜のNYをジョギングするシーン・・・とありますが、20年近く前私がツアーの観光客としてホンの数日滞在したNYも魅力のある街に感じられました。
自由の女神のあるリバティ島へ渡るバッテリーパークは、マンハッタンとニュージャージー州とを隔てるハドソン川の河口にあります。
あと20年若かったら、可能であれば住んでみたいと思う程でした。そこには当然、語学と経済的な問題がクリアーしたらと言った前提が必要であるのは当然ながら。。
広いアメリカ国内、そんな中NYを舞台にした映画は魅力的な作品が多いものと感じます。
by hana2017 (2017-09-03 00:16) 

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