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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「日本人最高のヴォーカリストは、あの人か?」。2017年10月7日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「日本人最高のヴォーカリストは、あの人か?」。

末尾ルコ「音楽で知性と感性を鍛えるレッスン」

もちろんわたしは日本人ヴォーカリストを網羅しているわけではないから、より正確に「このヴォーカリストこそ最高だ!」とは言えない。
戦後日本からの現代史を考えれば、美空ひばりの存在、歌の上手さは特別であるだろうし、ロック・ポップミュージックに目を転ずれば、すぐに浮かぶのは忌野清志郎だ。
忌野清志郎の歌の上手さは、「忌野清志郎のように歌おうとすれば」すぐ分かる。
ああは歌えるものではないのだ。
そして演歌歌手にとても上手い人たちがいるのもよく分かっている。
中でも石川さゆり、北島三郎らは、「演歌好き」とは言い難いわたしの心にも触れてくる。
和田アキ子が「とても上手い」とは、特に歌を専門的にやっている人からはよく耳にするけれど、個人的には心に響いたことがないのだなあ。
そして「メジャーでないヴィーカリストたち」の中に数多くの「抜群に上手い人たち」が存在しているのも容易に理解できる。
ただ、ここでは「オペラ歌手」は対象として考えていない。
正式に声楽の訓練を積み、「上手くて当然」の人たちだから。

で、いろいろ考えた末に、やはり「特別だ!」と言わざるを得ないのが、

美輪明宏

だ!


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