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●別にWBC準決勝「米国VS日本」が空席だらけだからってどうこうは言わないけれど、やはりテレビ報道や中居正広にはどうこう。 [「言葉」による革命]

●別にWBC準決勝「米国VS日本」が空席だらけだからってどうこうは言わないけれど、やはりテレビ報道や中居正広にはどうこう。

末尾ルコ「メデイア批判で知性と感性を鍛えるレッスン」

日本のテレビで連日お祭り騒ぎだったWBCですが、米国ドジャーズ・スタジアムで行われた「米国VS日本」の準決勝では、外野席がガラガラなのはもちろん、内野席も空席が目立ち、埋まっている席には日の丸の鉢巻をした日本人が目立つという状況。
しかし日本のテレビでは連日、「日本、世界一奪還だ!」とか、WBCがあたかもサッカーワールドカップ決勝やテニスのウィンブルドン決勝などの「本当に世界中で注目されているスポーツイベント」であるかのような大袈裟な報道だったけれど、やはりこれはちょっと違うと思います。
WBC の現状はいまだに「今後継続可能かどうか」も不透明なイベントだというところでしょう。
「野球界にもWBC的イベントを」との志はとてもいいですが、そしてテレビメディアに今更改善を求めるのは不可能だと分かっていますが、せめてより多くの人が「あの報道は間違っている」と知るべきでしょう。
「野球のことくらいご愛敬」と考えるべきではありません。
野球だけでなく、テレビ報道の一事が万事、「この状態」ですから。

ところでWBC準決勝の中継にもきっちり中居正広が出演して試合中もコメントしていましたが、こういうのは最早批判の対象にもならないんですね。
なにせ世間的には中居正広は「名司会者」なのようですから。
それを知った時には絶句しましたが。

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いっぷく

WBCはよくわからないですね。アメリカが本気のメンバーではないとか、球数制限とか、休養日設定とか、王監督時代は、韓国に負けたのにルールで浮上して優勝するとか。でもまあ、今年はもう100万人集客したということですから、まだ続くんでしょうね。
日本一監督になりながら、指導力に疑問を持たれてその後チャンスをもらえなかった権藤博氏がコーチに就任するなど、NPBに返り咲けない人のリベンジの場でもあるし、選手にも、怪我しなければいいアルバイトでしょう。
個人的には、そもそも交流戦とかオールスターのようなものは、2リーグ制の面白さをなくしてしまうような気がするのですけど。
新日本と全日本がいがみ合うから面白かったんで、UWF伝説も、そういう団体ごとの個性から生まれたものだと思うのですが、当たり前のように他団体のリングに上がる今のプロレス界は、その意味でもつまらなくなりました。
まあ、当時も、アメリカでは、高千穂明久とマサ斎藤がタッグチャンピオンになったとか、そういう情報は入ってくるわけですが、あくまでも海の向こうのレアケースだからこそ逆に新鮮に感じられたわけで、今のようにWBCをNPBがかすむほど大騒ぎしてしまうと、せっかくリーグが分かれているのに、リーグの違いを楽しむという、侮れない興趣を自ら放棄しているような気がしないでもありません。
by いっぷく (2017-03-26 02:16) 

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