SSブログ

●さあ、語ろう!稀勢の里とディック・スレーターの共通点、はたまた「番長」というニックネームについて。 [「言葉」による革命]

●さあ、語ろう!稀勢の里とディック・スレーターの共通点、はたまた「番長」というニックネームについて。

稀勢の里は特に好きでも嫌いでもない、と言うか、大相撲自体特に好きでも嫌いでもないけれど、母がかなり熱心に観戦しているのでわたしもちょいちょい相伴している。
しかしこのところのやたらな稀勢の里人気は、「ずっと日本人横綱がいなかった」ことからくる反動が大きく作用しているのは明らかで、「若高時代以来の人気」などと表現するのは大袈裟だと思う。
それにしても稀勢の里、日馬富士にぶっ飛ばされて肩を痛めた翌日の出場を決めたという報道を耳にした瞬間に、

(お前はディック・スレーターか?)と

感じたのは日本国内でわたしだけではあるまい。
え?わたしだけ?
まあそれはさて置き、ディック・スレーター、「喧嘩番長」、一瞬(こりゃあいいレスラーになる!)と思ったんだけどなあ。
ロープ際のムーブがカッコよかった。
でもわたしこの、「番長」という呼び方、好きではないのだな。
有名どころでは野球の清原和博がいるけれど、エッセイストの中野翠もこの呼び方をすごく嫌っていた。
「馴れ合い感」がぷんぷん臭うんですわ。

それにしても稀勢の里が活躍するのはけっこうだけれど、NHKのほくほく顔が透けて見えるのはあまり気色がよくない。
NHKの上田良一会長、「最近番宣が多過ぎる」という批判に関して反省しているようなコメントを出しているけれど、「番宣の嵐」に改善の気配は見えませんが。

nice!(19)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 19

コメント 1

いっぷく

日本人は美談が好きですが、今回のケガは、今後に禍根を残すような気がします。
小泉元首相を感動させた貴乃花は、ケガがもとで長期休場の末引退してしまいましたし、稀勢の里も今回の怪我でそうならないように十分養生していただきたいですね。
スレーターは眼帯してチャンカン準優勝していましたね。
新日本で、藤波が台頭してきたときなので、鶴田を売り出さねばならず、ただ鶴田を初優勝させる相手となると、馬場やテリーやブッチャーというわけにはいかず、スレーターが抜擢されたわけですが、ただ、スレーターはあれがピークでしたね。
その後、交通事故にあってNWAチャンピオン候補から外れちゃいましたし、テッド・デビアスにも水を開けられてしまい、あとまあこれはあくまで噂ですが、日本では許されざる「お手つき」があって、馬場の逆鱗に触れて2度と呼ばれなくなったしまったと。
有望ガイジンがある時を境に来なくなるのは、これが原因だったのかという勘ぐりも私はしているのですが。

>『週刊ファイト』があるという至福の時間(笑)
なるほど、今の私は「日本プロレス事件史」ですね。
宝島の検証暴露ものは当たりハズレがあるのですが、「日本プロレス事件史」は過去30冊、すべて読み応えがあります。
by いっぷく (2017-03-30 00:48) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0