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●「悪徳のレシピ、あるいはマルキ・ド・サドも吃驚か」~「竹輪の悪徳レシピ」篇。その1 [「言葉」による革命]

●「悪徳のレシピ、あるいはマルキ・ド・サドも吃驚か」~「竹輪の悪徳レシピ」篇。その1

末尾ルコ「食の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

高知のスーパーに行けば、練り物のコーナーが充実している。
各地のスーパーに訪問して調査したわけではないから比較はできないが、高知のスーパーには竹輪、蒲鉾、す巻きなどが、(これがあなたのソウルフードよ!)とばかりに並んでいる。
中でも最も日常に近しい練り物はまぎれもなく竹輪だ。
竹輪のね
 ハマナスの佐渡
  夕べ笛

と、丘みどりの「佐渡の夕笛」にちなんだ出鱈目短歌も捻り出てくるほど近しいのが竹輪である。

へ、てやんでえ、べらぼうめえ!!
へへ、この竹輪さんよう!
ンナロー、と来たもんだ!

と、さらに出鱈目短歌、
いや、これは出鱈目啖呵だったねえ~。

というわけで、

竹輪である。

しかし竹輪といっても販売されているものによってクオリティはけっこう違う。
だいたいが価格に比例していると言って差し支えないけれど、クオリティの高い竹輪は、

・歯応えがしっかりしている
・ジューシーで味わい深い
・魚感が十分にある

などの特徴がある。
「ジューシー」と言っても、噛んでじゅわあと魚スープが溢れるとか、そこまでのジューシーではなくて、もっと穏やかな、そう、「ジューシー感」とでも言うべき味わいである。
(つづく)

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いっぷく

私は子供の頃から肉も魚もそのものは苦手なので、練り物はよく食べました。肉製品は「危険な食品」の刷り込みがありましたが、竹輪については、安物はジンベエザメを使っている、ぐらいしかいわれたことがなかったので、敬遠していた時期はなかったように思います。厳密には加工食品なので添加物はいろいろあるんですけどね。
私の妻が練り物屋で下働きしていたことがあるそうで、練り物を作る現場の話をたまに聞きます。
まあ、大手のオートメーションと違って、人の手で作るものは「聞かないほうがいいこと」ってありますね。
かまぼこにしろ、竹輪にしろ、魚肉ソーセージにしろ、安い練り物はでん粉を多く使っているので、鍋や煮物に入れるとわかりますね。

そういえば天龍は、ローリンククレイドルとか卍固めとか、ひとさまの技のうわべだけのパクリが多かったですね。自分のスタイルを作れず、そういう技で体裁を保とうと思っていたのかもしれません。
それにしても、同じスカウト組でも、鶴田と天龍では扱いが全く違ったんだなと思いました。サムソン・クツワダと独立を企てると、クツワダだけ解雇して、鶴田はジャイアントサービスの役員にして機嫌をとるし、契約金は後に全日本が道場で使う世田谷砧の建物で、全日本は鶴田に家賃を払う形を取ってましたね。でも天龍や輪島が高額な契約金をもらったという話はありません。鶴田は新卒のレスリング上がり、天龍は中途採用の相撲くずれ、と思っていたのかもしれません。
メガネスーパーが団体を作った時、結局そうした冷遇された者や外様は出ていってしまいましたね。そのときは、何てひどいことをと私も思いましたが、今考えると、やはり馬場に問題があったのかもしれないなと思うようになりました。もっとも、天龍以外の有象無象どもはどこに行ってもものにならなかったでしょうけどね。
by いっぷく (2017-04-29 00:43) 

ねこじたん

竹輪は 地域によって
扱いが違いますね〜
いいかんじですけどね♪
by ねこじたん (2017-04-29 20:11) 

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