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●やはりチャン・イーモウは別格、『サンザシの樹の下で』に胸と目頭を熱くする。 [「言葉」による革命]

●やはりチャン・イーモウは別格、『サンザシの樹の下で』に胸と目頭を熱くする。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

チャン・イーモウが世界でも別格的な映画監督の一人であることは既に1990年代には分かっていたが、とは言え、予算的に大作に取り組むと(???)という出来になることもあった。
が、淡々と切々と人間心理、特に恋愛心理を描かせば抜群の冴えを見せ、『サンザシの樹の下で』もそんな作品の一つである。
細かな話はまたおいおいやっていくけれど、恋愛を描いた映画のクライマックスで目頭が熱くなるなんて、昨今そうそうない体験ができたのが、この『サンザシの樹の下で』なのである。

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hana2017

チャン・イーモウ監督作品は、1980年代からの初期のものはほぼ続けて観ていましたけれど。
北京オリンピックのいき過ぎた演出は気分が悪くなるほど派手派手!で過剰でした…と言っても、箱ものにはお金をかけるくせ、その辺りの見せ方が下手な日本のショー的な見せ方は変にケチって貧乏っぽさが出てしまい…もうチョッと考えて欲しいなぁと思える面が大いにあるから、これは好みの問題でしょう。
チャン・イーモウと言えば、コン・リーやチャン・ツィイーと言った好みのタイプを重用するところに厭らしさが感じらます…勿論、監督としての力量は別の話ですけれど。
これこそ、ブスの僻みと言われてしまいそうですね^^
「サンザシの樹の下で」とは、初期作品の頃を思わせる素朴なタイトルです事!
by hana2017 (2017-09-20 23:28) 

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