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●しょっちゅう天気予報チェックで、冷房の電気料節約も気になる夜に力道山VSルー・テーズの動画を観た。 [「言葉」による革命]

●しょっちゅう天気予報チェックで、冷房の電気料節約も気になる夜に力道山VSルー・テーズの動画を観た。

末尾ルコ「日常生活描写とプロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

今年ほど天気予報を毎日チェックする年もないのである。
(ひょっとしてこの暑さもそろそろ緩むのか・・・)などと、わたしは軽々な「期待」はしない主義なのだけれど、今夏の暑さに対してばかりは弱い自分が顔を出す。
そしてつい天気予報をチェックする。
数日後の予想最高気温が31度くらいだと、(そろそろ一息つけるのか・・・)と情けなくも「期待」してしまい、翌日また予報を見てみると、「31度」だったところが「35度」になっていたりする。
・・・まあ、気象に関する認識を変えねばならないということでしょうな。
今夏の異常な暑さは日本だけでなく、世界各地から報告されている。
「2018年は酷暑だった」という話ではなく、来年以降も続く、あるいはもっと酷くなる事態も予想しておかねばならないだろう。

高知では西日本豪雨の直後から酷暑が襲ってきたが、わたしの家の冷房設備はリビングのエアコンと扇風機だけである。
数年前まではリビング以外に3部屋分エアコンを設置していたが、それらすべての部屋のエアコンをガンガン稼働させていたらとんでもない電気料金になってきたので、故障してからは修理もせずにそのままにしている。
おかげで(笑)昨年は夏場の電気代最高額(ほぼ8月分)が1万5千円くらい。
しかしこれでも高いか?
今年は7月が7500円くらいだった。
巷では冷房は24時間つけっ放しでいいだの、いやそれはよくないだの、一日何度もつけ消しをしない方がいいだのと、経済的な冷房の使い方がいろいろ言われているけれど、わたしの家のエアコンはほぼ20年前に設置したものそのままだから、今どきのエアコンのような省エネ高機能はさほど期待できないのである。

そんな暑い日の続く昨夜、わたしは力道山VSルー・テーズの動画を観たのである。

Lou Thesz vs Rikidozan (1 Hr Match) - Pt 6(https://www.youtube.com/watch?v=AmN2wroJOxg

平成以降のと言うか、世界的にもまあここ30年くらいで、どんどん「人間の希薄化」が進んでいて、基本的に人間がその肉体で勝負すべきプロレスも、「個」が見えなくなってきている。
WWEも新日本プロレスも、レスラーが「駒」に見えるのですな。

この力道山VSルー・テーズの動画は10分程度。
時間切れ引き分けのラスト10分程度なのでそれまでの展開は不明だが、動画の範囲内では、「スタミナ切れしたテーズが時間切れ引き分け狙いののらりくらり戦法を取り続ける」体裁になっている。
もちろんこれは地元レスラー(力道山)のファンが、(ああ、力道山、世界チャンピオンを追い詰めたけど、惜しかった!けれど力では上だ、次にやれば勝てる!)と一定の満足をし、「次」も観戦したくなるようにという「プロレスチャンピオン定番の技」である。
が、「鉄人」の異名で、「強い」イメージを植え付けられていたテーズも十分に、ハーリー・レイスやリック・フレアーのような「やられ芸」を身に付けているのを観るのは愉しく、しかもその軽快な身体ムーヴよ。

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いっぷく

我が家は2万円超えます。やはり3台です。母の部屋は西日が当たるので終日つけています。以前、その部屋で自動運転のアプリをつけて放置していたらパソコンが暑さで壊れてしまったのと、スイカが腐ったことがあるので、母がでかけていない限りはつけっぱなしです。
私一人のときは、なるべくエアコンはつけないようにしていたのですが、窓を開けておくと、どこか近所に喫煙者がいて、けむーい臭いが入ってくるので、今年は猛暑ということもあり、換気以外には開けずにエアコン頼みです。
冬は冬で暖房としてエアコンのお世話になるので、1万円を切る月は1年で……たぶんないですね。
水道代も高くて同じぐらいかかります。ただこれは障碍者がいると基本料金を免除してくれるので、その分少し安くなります。使いみちは風呂と洗濯ですが、風呂はもう今では唯一の楽しみでありかつ健康法なので、これは削れず困っています。

>Lou Thesz vs Rikidozan (1 Hr Match) - Pt 6

東京と大阪で連戦を行ったときですね。これが伏線になって、翌年ロスで力道山がテーズに勝ってインターナショナル選手権をとったことになっていますね。
このときはさすがに生まれていなかったのでリアルタイムでは見ていませんが、この10年後に、東京12チャンネルが、グレート東郷の斡旋でアメリカの10年前のプロレスの試合を土曜日の8時から流していたことがあり、そこでNWA世界チャンピオン時代のルーテーズの試合を見たのですが、相手がかかってくると、さっとエプロンに片足を出していたので、プロレス雑誌にかかれている「鉄人」「不敗」のイメージが崩れて困ったことがありました。しかも、国際プロレスに来たときは、私のおぼろげな記憶では、日本人相手にはそれをするまでもなく勝ってしまったようですが、ダニー・ホッジ戦でまたそれを使っていて、挙句の果てにホッジに負けてしまったので、私としてはプロレスを見始めたときだったためにちょっと混乱してしまいました(笑)不敗の人がどうして負けるのかって。
ルー・テーズは次のシリーズの契約がなかったので、ベルトを置いていかなければならなかったからというのは、今ならわかりますが、エプロンに逃げたのは、テーズによると、ホッジは「本気」になると手がつけられなくなるので、クールダウンさせるためだとやはりこれもずっと後になって流智美氏の記事で知りました。
テーズホッジ戦は特別な事情というか例外ですが、まあ、NWAチャンピオンがハードスケジュールで各地をまわってローカルチャンピオンに胸を貸していいところを見せるとなると、ノラリクラリの試合になってしまうんでしょうね。
レイスもリックフレアーも、チャンピオンになる前は、自分が前チャンピオンからそれをされていたと思うので、伝承されていったんですね。村松友視は、ニックボックウインクルのノラリクラリにはドラマがあって、レイスのは政治的だと「私プロレスの味方」で書いてましたが、ちょっと見方が浅かったですね(笑)

そういえば、松坂慶子も大映でエッチなタイトルの映画出てましたね。
私も見ました。夜の診察室とか。峰岸徹が相手役だったとおもいます。忘れてました。関根恵子は当時ヌードはありましたが、最初から篠田三郎と青春路線で売り出してもらっていたので、扱いが違ってましたね。
まあ大原麗子も六本木野獣会出身で東映時代は色物的なところがあったので、そこはお互い黒歴史の両者リングアウトドローお互い得点ゼロというところでしょうか。私も、やはり最高峰に君臨するのは若尾文子だなと、「砂糖菓子が壊れるとき」を見直して改めておもいました。
by いっぷく (2018-08-09 03:04) 

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