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●酷暑が緩んだかと思ったら、台風20号さえ発生!野菜高騰の中、直販所で一束50円のつるむらさきでβ-カロテン&日野日出志復帰、その『日野日出志の銅羅衛門』とは? [「言葉」による革命]

●酷暑が緩んだかと思ったら、台風20号さえ発生!野菜高騰の中、直販所で一束50円のつるむらさきでβ-カロテン&日野日出志復帰、その『日野日出志の銅羅衛門』とは?

末尾ルコ「社会情勢観察で、知性と感性を鍛えるレッスン」

2日くらい前からようやく夜、そして朝に涼しさが感じられたが、もう夏はいらないぞ、すぐ秋になれ。そして続け続け秋よ続け、まるで
「永遠の秋」のように。
まあ、そこまで言わなくても、8月下旬から11月いっぱいくらいまで秋でいいではないか。そうしよう、そうしようよ、空さん!空さんもちったあ好感持たれることしないとね。
しかしそうは問屋が卸しそうにない。既に台風19号が日本へ接近しているというではないか。それだけではない。台風20号も発生し、日本へ向かっているという。このような時に気を付けなばならないのは、「空」に注意が集中させていると、別の意外な災難が襲い掛かって来ることが間々ある事実である。

野菜果物の高値により窮地に陥っているわたしの食卓だが、近所の直販所へ足を運ぶ決意をしたのである。
それは野菜、果物、花などの直販所であって、以前から知っていたのだが、面倒くさいので(ははは)このところ行ってなかった。
そこは直販も直販、店舗の側になかなかの畑を有して栽培しているのであり、基本的に家族経営のようだから、輸送費や人件費は大いにカットできているというわけだ。

そしてその日、わたしは見た、買った!

7本入り100円のキュウリ!
一束50円のつるむらさき!!!
4個入り200円のトメイトウ(トマト)を!!!!

ううむ・・・これぞ砂漠にオアシス。
なにせスーパーではキュウリ1本100円以上というけったいな値段だからな。
そして一束50円の緑濃いつるむらさき。
なにせスーパーではほうれん草一束400円とか、「たいがいにせえや!」という価格、高知特産のニラさえも高くなり、このところ緑黄野菜、特に葉物が不足していたところだった。
その日は二束のつるむらさきを購入、中華スープへ入れたけれど、葉や茎を切るとぬめりが染み出して、食感も味もいい。
そしてもちろん、β-カロテンをたっぷり摂取だ!

というわけで、漫画家 日野日出志が「20年ぶり画業再開」という報道を見かけたのだが、そんなに休んでいたんすか。
日野日出志をよく読んでいたのは中高生時代で、その後のほとんどの期間は忘れていたので、「休んでいた」とか何とか知る由もないのだが、漫画家として復活したわけですね。

日野日出志は「ホラー」と言われるけれど、「怖い」と感じたことはなく、とにかく「ネタ」として最適なのだった。

『胎児異変わたしの赤ちゃん』
『毒虫小僧(怪奇! 毒虫小僧)』
『蔵六の奇病』
『地獄の子守唄』
『地獄小僧』

などは、クラスで回し読みをしていた。
もちろん回し読みの輪の中に女子生徒はいなかった。
『日野日出志の銅羅衛門』なんかもバカウケだったです。
『ドラえもん』のパロディなのだけれど、血走ったギョロ目の『銅羅衛門』を見るだけで最高!
ちなみにわたしが心底怖かった漫画家は、つのだじろうと山岸涼子です。
作品によっては、楳図かずおも怖かったっすねえ。

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いっぷく

東京23区ですと、近くにはさすがに直販所は見当たらないですね。まだ畑自体はあって、たとえば文士村のある馬込では、高級住宅街の中に、ニンジンを作っているところもあるのです。しかし、売るほどはできないみたいですね。

日野日出志。読んでおりませんでした。その時に読んでいたマンガはもっぱら少女漫画でした。そうしてみると、私は当時、脇目もふらずに少女漫画を読み、そしてせっせと投稿していたのですね。
日野日出志の銅羅衛門が掲載されていたという「マンガ・パロディ大全集」には、赤塚不二夫や吾妻ひでおや高信太郎も載ってますね。赤塚不二夫は、自分はサザエボンで訴訟しておいて、銅羅衛門は同じ媒体に載ることもなんともないんですね。銅羅衛門はたぶん、翻案権の侵害で訴えられたら手も足も出ないとおもうのですが。たぶん銅羅衛門がお咎め無しなのは、藤子・F・不二雄の気持ちが大きかったんでしょう。藤子・F・不二雄自身、ドラえもんをあまり美化されると困ってしまうようなことは何かのインタビューで話していましたね。
創作物における価値の創出と、名誉毀損や著作権との衝突というのは深いテーマです。
マッド・アマノ氏が、山岳写真家・白川義員氏の山岳スキーヤーを写した写真をもとに、その山の頂の上に巨大なタイヤを置き、スキーヤーのシュプールをタイヤのトレッドのように見立てて交通戦争を皮肉った作品を『週刊現代』に発表した「パロディ事件」は、翻案権と著作人格権の侵害が認められましたが、それは1970年なので、当時から一応著作権のルールはあったみたいですね。
私は以前の繰り返しになってしまうのですが、怖いと思ったのは、作者不詳の「森の壁姫」と、楳図かずおの「ミイラ先生」です。

>思いますに中村雅俊と逆で、「担ぎたくならない人格」だったのではないかと。

またまた夜中の大爆笑です。中村雅俊のように、ずっと面倒見てもらえなかったということは明らかですが、「ではどうして?」というところまで深く考えていなかったので、なるほど、と胸にストンと落ちました(笑)
自殺した沖雅也と又野誠治はともかくとして、『太陽にほえろ!』のあとのメンバーは、そのあと「○○に出てた」というのがひとつふたつ言えて、それなりに芸能界で生きているようですが、ボン刑事の場合、『悪魔が来りて笛を吹く』以後、名前がピタッときかれなくなりましたね。文学座も結局研究生のままで後輩の渡辺徹も座員になったのにボン刑事はなっていませんし、あっという間に芸能界に居場所がなくなっちゃったのは不思議でした。
何年かたって、日刊ゲンダイのインタビューで、子どもたちに芝居をボランティアで教えていると書かれていたので、長男をやらせてみようかと思って電話してみたら、そんなのやってないと言われました。ちょっと話を大きく言う人なのかもとおもいました(笑)影絵劇団で回っているのは本当のようですけどね。
by いっぷく (2018-08-20 03:10) 

hana2018

前記事のオリコン記事については未読ながら・・・カメレオン俳優という言葉、綾野剛にも使われていますね。
俳優が役柄によってガラッと演技、容貌を変えるのは当然なので、そこまでは言い過ぎと言う気が私もしました。
キュウリ1本100円以上といった異常な高値がついて並ぶ、それは年末年始の時期こそ見られるものの。。
我が地は基本周囲は田畑ばかり。また東京と言う巨大消費地が控えているだけに、野菜の種類は豊富です。
産直、道の駅に並ぶものたちは100円が通常価格であり、レタス一玉が200円を超えた場合、まず購入しようとは思いませんもの。
つるむらさき、モロヘイヤはあまり馴染みがなくて買った事はないけれど、暑い地方の野菜を夏に食す…それは自然の道理にも叶った事。
それにしても異常とも言える暑さの次は、台風ラッシュ!
ただでさえ後継者がいなくて、休耕田、耕作放棄地ばかりが目立つ現状です。日本の農業の行く末が心配でなりません。

by hana2018 (2018-08-20 11:22) 

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