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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌41日~母の歩行能力など現状、介助なしでは困難な動作とは? [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題」

11月10日(日)手術後236日目
退院後42日目

9月30日に退院して以来の母の歩行能力などについて、現段階(11月上旬)の状態を記しておこう。
まず直進歩行は、足取りは力強くないけれど、できます。
でもぶっ続けだとそうですね、150mくらいかな。
休みを入れながらであれば、200mとか300mとか、もっといけるかもしれません。
階段は10段昇降を毎日少なくとも2回はやってます。
これらは介助なしでもほとんど自力でできるけれど、とにかく転倒を防がねばならないので介助しながらやっている。
ただ前にも書いたかと思うが、ショッピングモールなどでわたしが横で最少介助しながら歩く母の姿は要介護認定4の人の歩行には見えないほど普通だと思う。

介助なしではなかなか難しい動作もまだって、一つは「方向転換」。
まあこの動作も慎重に行えば一人でできないことはないと思うが、なにぶん慎重さに欠ける正確なもので。
そして気分が乗ってくるとすぐにふざけるタイプです。
その「ふざけぶり」が周囲の人たちにとってもわたしにとってもとても愉しいというよさはあるけれど、同時に動作に慎重さを欠くことになる危険性もつきまとっている。

もう一は、「着替え」。
これも基本的には自力で可能だけれど、例えば上着を着るまではいいけれど、その裾を腹部まで下ろす動作が必要ですよね。
その際に背後にバランスが崩れ、ソファ(必ずソファの座る部分を後ろにして着替えするようにしている)にドンと腰から落ちかかることがある。
あるいは歯磨きの後に口を濯ぐ時にも背後へよろめきそうになることがある。

要するに脚腰自体は強くなりつつあるけれど、バランスがまだまだ取れない場面があるというわけだ。
今後の課題として、どれだけ克服していけるか。

10月5日に内科受診した時に待合にいると、近くの廊下で患者をベッドで運んでいた。
高齢男性の患者に看護師2人と家族らしき人が付き添っていたのだが、
「せっかく退院したばっかりやったのに、こけてしもうて。残念やったねえ」という内容の会話が漏れ聞こえた。
つまり退院したばかりの男性が自宅へ帰って間もなく転倒し、再入院という形になってしまったのだろう。
「退院後1カ月が転びやすいんですよ」とA病院の医師が話していたこともこの前に記しているが、どうにか1カ月以上転倒などを起こさなかった母の状況を見ていても、確かに身近に付き添う人間がいなければ、転倒リスクが極めて高いのが高齢で退院して自宅へ戻った人たちなのだと実感している。


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コメント 5

(。・_・。)2k

お母様の年齢を考えても順調に回復してるんでしょうけど
心配は尽きませんね しっかり見守ってあげて下さいね

by (。・_・。)2k (2019-11-14 01:34) 

ニッキー

10段昇降を2回(°_°)
お母様の復活スピードってすごいです*\(^o^)/*
それだけ色々できるようになってるから
お母様もついつい「自分でできる」って思っちゃうのかも
ですねぇ(⌒-⌒; )
さりげなく介護するのはとても大変だと思いますが
頑張ってくださいね(_ _)
by ニッキー (2019-11-14 07:23) 

JUNKO

ルコさんの細心の心配りがあっての毎日と推察します。驚くほどの回復ですね。300m近く歩く力は大したものです。腹筋の力がないのでよろけたりするんですよね。階段の昇降運動はとてもいいと思います。頑張り屋のそしてユーモアのあるお母様、まだまだ前進が期待できますね。寒さに向けて体調管理お気を付けください。兎に角転倒を絶対にしないことですね。頑張ってください。
by JUNKO (2019-11-14 11:03) 

hana2019

退院してまだ42日あまり・・・で、ここまで回復をされていらっしゃる現状は、本当にスゴイ、素晴らしい事と感じています。
筋肉は80歳を超えても付く、それを実践されているご様子には頭が下がります。
>自宅へ帰って間もなく転倒し、再入院という形になってしまった
大いに心当たりがあり、そこを突かれると私、言葉がありません。
退院間近であった自宅への一時帰宅時に、トイレで転倒。大腿骨の骨頭を折ると言う大怪我をしてしまったのですから。
その後の入院、手術、リハ病院への再度入院と続けて、結果一年近くの自宅への不在へ陥り、夫にも大変な迷惑、寂しい生活を強いてしました。
それからは自宅玄関からでさえ、一人で出る…そうした行動が可能となる、3年近くかかったように思えます。
身体全体の筋力低下により、バランスを崩しても踏ん張ることが無理であったようです。
好き嫌いはなくお肉も沢山食べていたものの、その頃仕事が夜遅くまで続いて飲酒の量も多かった。元々運動嫌いであったところも大きかったようです。
高齢で身近に付き添う人がいない場合、転倒骨折のリスクが高まる。仰る通りです。

by hana2019 (2019-11-14 12:49) 

ゆうみ

おかあさん お年のわりには 元気だと思います。
RUKOさん 良く面倒見てると思います。

by ゆうみ (2019-11-14 22:34) 

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