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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌142日目~ハードボイルド小説ビギナーにお薦め『さむけ』。~身体障害者手帳用診断書受け取り、次回の「等級」は?~どのように毎日のカロリーを削っていくか。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

2月22日(日)手術後339日目
退院後142日目

ハードボイルドミステリ(探偵物)と言えば、何と言ってもレイモンド・チャンドラー、そしてダシール・ハメットとなります。
この二人、ちょっと悪魔的なまでの魅惑があるんですね。
もちろんレイモンド・チャンドラーにしても、「どの作品もいい!」というわけにはいかない。
密度のうす~い作品もあるにはあります。
そしてチャンドラーにしてもハメットにしても、やや、読み慣れてない人には優しくないという要素もあるんです。
そこがまた、(好きになったら、もう離れられない)という二人の悪魔的魅惑なのでしょうけれどね。
しかしチャンドラーやハメット、必ずしもハードボイルドビギナーにとって読みやすく愉しみやすいものではないかもしれません。
そこでお薦めしたいのが、

ロス・マクドナルドの『さむけ』。

チャンドラーのような書き込みはなく、ハメットの持つ本能的な暴力衝動のようなものもないのですが、冷静な筆致ながらその底流に流れる企てで読む者をぐいぐい惹き付けていき、そしてマクドナルドは人間の「凶器」について深く言及してくるのです。
主人公の探偵はリュウ・アーチャー。

・・・

2月19日、母の身体障害者手帳再認定のための診断書ができていると高知赤十字病院から連絡がありました。
で、当日午後4時くらいに急遽足を運びました。
高知県下の医療機関としては中心的役割を果たしている病院の一つである高知赤十字病院ですから、(また待ち時間が長いのかなあ・・・)とやや戦々恐々だったけれど、午後4時過ぎはもうさほどおおくの患者はいなかった。
しかも文書科で診断書をもらうだけだからすぐに用事は終わった。
その診断書によると、診察の際に担当医の話した通り、母の身体障害者手帳の等級は「1」から「4」へと軽くなるという「意見」が書かれていました。
この変化についてはいろいろな取り方があるでしょうが、取り敢えず心臓(冠動脈)バイパス手術後1年も経たない段階でこれだけ等級が軽くなるという「意見」は有難いことです。

・・・

食事のカロリー計算を極力厳密化していくというお話は既にしましたが、原則として「食べる愉しみ」は続けてかねばと思っています。
なにせ入院中はまず「ミキサー食」、次に「刻み食」の期間が長くって、その後の「ひと口大食」でようやく「食べる愉しみ」は復活したけれど、やはり娑婆(この場合は「病院外」の意味)の食べ物には敵わないというところです。
で、どのようにカロリーを適正化していくかなのですが、まずは毎日(どうしても食べたい・飲みたいもの)は確保し、その他の削れる部分を削っていくという感じで行こうと思ってます。

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コメント 6

ニッキー

「フィリップ・マーロウ」に「サム・スペード」
かみさんが大好きな探偵さんです^^
かみさんの本棚に確かあったような(⌒-⌒; )

by ニッキー (2020-02-27 07:25) 

ぽちの輔

夜の8時以降に食べないだけで痩せるって
TVでやってましたよ^^
by ぽちの輔 (2020-02-27 07:31) 

(。・_・。)2k

お母様 好き嫌い少なそうなところが助かりますよね
極力ヘルシーな食事が良いんでしょうね

by (。・_・。)2k (2020-02-27 12:50) 

ゆうみ

おかあさま 素晴らしい回復力ですね。
本当に嬉しい限りです。
by ゆうみ (2020-02-27 13:46) 

hana2020

ミステリーの分野からは外れてしまうかもしれませんが、カポーティの最高傑作と評される「冷血」、人間の内に秘めた「凶器」について深く書き込んでいます。ノンフィクションでありながら、読後の余韻は深いものと感じました。
退院後142日あまりで、ここまで回復されたのは、ご本人は勿論ながら、支え続けて来られたRUKOさんの努力のたまものに思えてなりません。
by hana2020 (2020-02-27 17:54) 

TBM

ロス・マクドナルド、こちらも30年以上前に
読んでます。ずいぶんご無沙汰。
また、読んでみます。
by TBM (2020-02-27 22:40) 

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