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●末尾ルコ かつて語った、ポール・ニューマンの映画は常に鑑賞し直さねば! [「言葉」による革命]

●末尾ルコ かつて語った、ポール・ニューマンの映画は常に鑑賞し直さねば!

ポール・ニューマン・・・。
こんな映画スターはなかなか現れないですね。
デビュー時はマーロン・ブランドとよく比較されてくさっていたと言われますが、いわば破滅型のブランドとは違い、アウトローの雰囲気は持ちながら知性と破格の粋さを発散し続けた稀有なスーパースターです。
ポール・ニューマンの若き日、もちろんわたしはリアルタイムで知っているわけではないけれど、映画雑誌や旧作の鑑賞で観るその顔の完璧さに惚れ惚れしたものです。
目、顔の形、花の高さ、そして「ふ」と見せる「ニューマンスマイル」。
硬軟自在、融通無碍な、最高に魅力的な男。
女性から見てはもちろん、男どもから見ても「最高の男」、「男も惚れる男」がポール・ニューマンだったのです。
「明日に向かって撃て」「スティング」でという最高のハリウッドエンターテイメント映画で相棒だったロバート・レッドフォードも美しい映画スターです。(2015年に至っても、監督としてはもちろん、俳優としてもバリバリやっているのは「凄い!」としか言いようがない)
けれど「硬軟自裁」性という点にかけて、ポール・ニューマン以上の映画スターはなかなか思い当たらない。

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hana2020

「明日に向かって撃て」を映画館で観たのは高校生の時。
作中のレッドフォードとキャサリン・ロスは互いを意識する近い年齢の恋人同士であり、対してポール・ニューマンは一歩距離を置いた関係性の役柄であったかと。
だから彼とキャサリン・ロスが「雨に濡れても」の曲をバックに、二人で自転車で遊ぶ名シーンの軽やかさ。その後自らの運命に逆らわずに命を落とす、二人のキャラの愛おしさともつながったよう感じます。
それまでの西部劇、またマカロニウェスタンと呼ばれたイタリア製の西部劇とは違う。
汚れきった荒くれもののガンマンではない、主人公にピタリ当てはまっていたのがポール・ニューマンと、R・レッドフォードの二人の美男だったから。
映画のワンシーン、ワンシーンを楽しみながら、再度ゆったりと鑑賞したくなりました。
>「ふ」と見せる「ニューマンスマイル」。
硬軟自在、融通無碍な、最高に魅力的な男。
先に観た「暴力脱力」での彼も、正にそのスタイルそのもので、唯一無二のカッコ良さを魅せつけてくれましたよ。

by hana2020 (2020-08-11 23:42) 

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