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●末尾ルコ 語ったロバート・ショウ 9 [「言葉」による革命]

そして「今」と言えば、令和である。令和にもなり、あらためてロバート・ショウのフィルモグラフィを紐解くなんて酔狂な心があってもいいだろう。この世界、実は過去も現在も無いのだから。と言っても、私が鑑賞したであろう作品に限ってチェックしてみるので、中には大味で鈍重な映画もあるけれど、それもまた貴重な映画鑑賞体験となり得るはずだから、是非ともご鑑賞を。ロバート・ショウは一九六三年に『007 ロシアより愛をこめて』で世界的注目を浴び、その後、『バルジ大作戦』『わが命つきるとも』『カスター将軍』『空軍大戦略』『スティング』『サブウェイ・パニック』などで一級のバイプレイヤーの地位を確立、そしてもちろん、『ジョーズ』の地球的スーパーヒットで主役スターの座をものにする。その後は、『ロビンとマリアン』『カリブの嵐』『ブラック・サンデー』 『ザ・ディープ』『ナバロンの嵐』などでその比類なき男っぷりを発揮、惜しくも『アバランチエクスプレス』遺作となる。
ロバート・ショウの訃報を『高知新聞』で見つけた時、テレビを置いていた我が家の居間はまだ明るかった。

タグ:アート 映画
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