満島ひかりの「愛のむきだし」がでベルリン2冠達成。吉高由里子との共通点は？

さらに吉高由里子と沢尻エリカと長澤まさみのエロスを比較する予定だったが、
最近触れた満島ひかりの「愛のむきだし」が第59回ベルリン国際映画祭で
「カリガリ賞」と「国際批評家連盟賞」を受賞したのでその関連の話題にする。

わたしはまだ「愛のむきだし」を観ていない。
けれどこれは「来てる」と予測できた。
映画の内容やスタッフ・キャストの異様な熱、
言い換えれば「パッション」をありありと感じることができたからだ。

そして満島ひかり。
予想通り彼女は「来る」。
しかもててつもなく濃厚なエロスとタナトスを身にまとって。

ひょっとしたら
吉高由里子と映画界で激しく存在を争うかもしれない
満島ひかりは、
その吉高由里子と共通点も多い。

園子温監督に鍛えられ磨かれたということ。
映画ファンは園子温の大きく感謝をしなければならないだろう。
そして吉高由里子と満島ひかりの基点ともなる作品を撮った監督が
国際的に高い評価を受けるのも喜ばしい。

吉高由里子と満島ひかりの共通点。
それは「覚悟」だ。
映画のため、演技のための覚悟。
「テレビで人気者になりたい」くらいしか考えない
「タレント俳優」とは住む世界が違う。
つまり「パッション」を持つ人間。

2人の「パッション」の質は、
しかしずいぶん違う。

宇宙的な愛に満ちた吉高由里子の「パッション」と
獰猛な野性の本能を感じさせる満島ひかりの「パッション」。

2人がクロスする日はいつか？

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