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デ・ニーロ、ショーン・ペンに語りかける。本物の男と女を見ることのできたアカデミー賞 [末尾ルコ(アルベール)より]

作品賞は「スラムドッグ$ミリオネア」に決定しました。

ハリウッド映画衰退が言われ、
わたし自身も同様の意見は持っていますが、
こうしてアカデミー賞のセレモニーを観ていると、
その圧倒的な地力を痛感します。

主演女優賞はケイト・ウィンスレット
主演男優賞はショーン・ペン

すごかったのはノミネートされた俳優たちを紹介するために
過去に受賞者たちが壇上にずらりとならんだところ。

ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、アンソニー・ホプキンス・・。
ハイライト中のハイライトは主演男優賞。
ロバート・デ・ニーロがショーン・ペンに語りかけるところ。

ショーン・ペンに冗談をぶつけられるのは
デ・ニーロかイーストウッドくらいだということじゃないでしょうか。

アカデミー賞は本当の男と女を観ることができる、
そんな場だということでしょう。

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コメント 2

She's a Rainbow

いろんな場面でアメリカはバカだな、と思ってしまいますが、
それでもやっぱり開かれた国の底力というのは侮れないものがあるな、と こういう時に感じます。
ハリウッドも同じく、ダメな部分は色々あるにしてもやっぱり侮れませんね。
いい意味で極めて日本的な「おくりびと」に賞を与える懐の深さもまたさすがだと思いました。
ストイックに役を極めた本木雅弘も立派でした!
by She's a Rainbow (2009-02-23 23:20) 

チョイス

その通りです。わたしも最近は特に「ハリウッドはダメだ」と思うことが多いのですが、「おくりびと」もそうだし、「スラムドッグ~」にあっさり作品賞を与えるのもすごいと思いました。なんせ去年は「ノー・カントリー」が作品賞ですから、まだまだリスペクトはし続けないといけないなと再認識しました。ちなみにわたしの昨年のベスト1は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」です。                         末尾ルコ(アルベール)
by チョイス (2009-02-23 23:50) 

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