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ハリウッドはまだ生きている。吉高由里子もいつか米アカデミー賞の壇上に・・。 [吉高由里子]

「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を獲得。
おそらく企画製作の段階では頭の片隅にもそんな快挙はなかったに違いない。
ただ「どうしても作りたい映画」を作った。
ここに何か大きなヒントがある。

「ディパーチャーズ(おくりびと)」がコールされたとき、
本木雅弘は「信じられない」と両手を頭に持っていった。
壇上へ上がると
一瞬泣きそうな顔になり、
やや上を仰いだ。

ロバート・デ・ニーロとショーン・ペンの
「本当の男」のやり取りには鳥肌が立った。
そのやり取りを、
ショーン・ペンはさらにミッキー・ロークに投げかけた。

そして感動的なマリオン・コティヤールと
ケイト・ウィンスレットの交感。
さらに偉大なソフィア・ローレンと
メリル・ストリープの交感。
これらを「本当の女」のやり取りと呼ぼう。

そこには「イケメン」だの「デパ地下」だの
「安易に歌われる希望」だのが入る余地のない世界があった。

吉高由里子はまだ未熟だ。
しかしその感覚と存在はまぎれもなく「本当の女」のもの。
だから
いつかあの壇上にと想ってしまう。
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