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孤独なカキの物語 カキティーヌ 9 [小説・孤独なカキの物語]

カキはカキティーヌと目を合わせていられなかった。
そっぽを向くこともできなかった。
30秒目を合わせ、
10秒目を逸らせ、
10秒目を合わせ、
30秒目を逸らせ、

その30秒や10秒の間に見える
カキティーヌの可愛らしく映ったことと言ったら・・

    カキの柿色の体に奇妙な電流が走る

       もしここで意志を撤回し、
  
      カキティーヌと一緒に留まったとしたら・・
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