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吉高由里子とキスは、馬鹿げたほど素晴らしくエロティックに思える。 [吉高由里子]

やはり吉高由里子は不思議な女優だ。
あれだけおそまつな内容の「ラブシャッフル」の中でも
受け取り手の感覚を驚くほど撹乱することができる。

「ラブシャッフル」の吉高由里子は
「精神を病んでいるために無表情である少女」としての芝居をしている。
そしてそのプランは十分達せられている。
ドラマの中で吉高由里子は
たとえ笑っても無表情に見える。
「笑っても、無表情」、
これはそれほど簡単にできる芝居ではない。

その笑っても無表情な吉高由里子の顔の中で、
唇がただ際立って見える。

「ラブシャッフル」8話目の終わり口、
谷原章介は松田翔太にキスをした。

野島伸司による
「あざといつもりの展開」。
しかし
もはやこのような流れが
「あざとい」と話題になるのはとうの昔のことだ。

それよりも思った。
吉高由里子とキスは
どれほど似合うことだろうと。
「疑似恋愛」が跋扈しすぎる
思考停止の日本だが、
本当に美しくエロティックなキスのシーンを
わたしはほとんど記憶していない。
日本人はキスが下手なのか、
キスを描くのが下手なのか。
おそらくどちらでもあるだろう。

美しく、最高にエロティックなキス。
今思いつく女優の中では、
吉高由里子だ。
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