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高級団地妻的エロスのモニカ・ビッティ。 [高貴な感覚 エロティシズム]

ミケランジェロ・アントニオーニ監督のミューズだったモニカ・ビッティは、
実存主義的時代の虚無を漂わしながら・・なんてことは今となってはあまり重要でない。
やや面長でやや能面じみた顔は、常に男の性的能力を見定めようとしているようだ。

日本では一時「団地妻」という言葉が男の情欲を焚きつける重要キーワードの一つだったが、
もちろんモニカ・ビッティに日本の「お座敷的」な団地妻のイメージはない。
けれど完璧にインドアの抑鬱をまとったモニカ・ビッティは、
あえて言うなら、ヨーロッパのブルジョワ高級団地妻的エロスの体現者だった。
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