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どこか「宇宙の動き」を想わせるイチローの欠場 [美学的イチロー]

この文章のような文脈で「宇宙の動き」などと書くと、「非科学的だ」とか「神秘主義だ」とか言う向きもあるだろうが、
わたしは狂信的でさえなければ、「神秘主義性」や「非科学性」は人間にとって必要なものだと思っている。(わたしは「狂信」が大嫌いだ。宗教だけでなく)
そもそも「科学」自体がかなり「非科学的」なものではないか。
まあ科学のことはほとんど分からないのだけど。(微笑)

イチローが現在欠場中である。
結果論で語っているようにも見えるだろうが、「何となくこんなことになるような気」がしていた。

まず今年はシーズン当初から8試合欠場した。
この時点で「200本安打は無理だ」と思った人は多かっただろうし、アンチイチローの面々は快哉を叫んだに違いない。
そんな中で芝山幹郎のような人は、「休んだ8試合がいい休暇となり、今年は200本を遥かに超える安打を打つのでは」という意味のことを言う人もいた。

わたしは芝山幹朗の言ったことに「なるほどなあ」と感心しつつも、やはり非常に不安だった。
ところがイチローは復帰してからほとんど打撃のペースが下がることなく打ち続け、8月途中にして200本までに「あと10数本」というところまで到達した。
けれど「うまくいき過ぎる」、そして「何か起こるのではないか」という予感がどうしても拭い去れなかった。
そこへきて「ふくらはぎの張りで欠場」である。
しかも今日で4試合目と、想像以上に長引いている。

イチローに限らず、人間の営みというのはよく観察していればこんなところがあるものだ。
どこか「宇宙の動き」に司られているような。
そこで今年のイチローは結果的にどうなるか。
8月にこのような経験をしたが、ある意味時期がいい。
9月とともにまた強力に打ち始め、200本安打はもちろん、首位打者の確率もあがったのではないか。
「宇宙の動き」を読めばそうなりそうだが、あまり自信はない。


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